LINEは6月14日、LINE公式アカウントの新カテゴリーに「LINEクリエイターアカウント」を追加し、同日から著名人向けの先行提供を開始したと発表した。
LINE公式アカウントは、家族や友達とのコミュニケーションと同じように、ユーザーと著名人、企業、店舗の接点を創出するサービス。LINE公式アカウントのアクティブアカウント数は約37万アカウントで、大規模企業や中小企業、飲食店などの店舗を含む幅広い業界、業種で活用されている。
新カテゴリーとして追加したLINEクリエイターアカウントは、クリエイターエコノミーのさらなる市場拡大を目指し、著名人やクリエイター、インフルエンサーの継続的な経済活動を応援する場として開設。コンテンツ投稿による広告やグッズ販売、投げ銭など、今後さまざまな方法で収益化をサポートし、アカウントを使用する方の健全で継続的な活動を応援するという。
「気軽に、簡単にクリエイティブな活動を。」のコンセプトのもと、創造性豊かな活動を応援する新しい取り組みで、既存のLINE公式アカウントでのメッセージ配信機能や、動画プラットフォーム「LINE VOOM」でのショート動画投稿機能において、より著名人やクリエイター、インフルエンサーが使いやすいように特化したツールを提供する予定だ。
加えて、投稿されたコンテンツの分析レポートや、LINE運営による投稿ガイドを通して、クリエイターそれぞれのファン層へ最適なコミュニケーションとコンテンツの提供をサポートしていく。
まずは先行して著名人向けにアカウントの提供を開始。一般クリエイターとインフルエンサー向けのアカウント開設の案内(専用フォーム)は、2023年の春ごろを予定する。