2022年6月3日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」ラストの主人公・比嘉暢子(黒島結菜さん=25)の身だしなみに対し、視聴者から歓声が上がった。
ドラマでは料理人を目指す暢子が厨房に立つ際に、肩まで伸びる髪を結ばずに調理をするシーンがこれまでたびたび放送されており、視聴者からはその都度ブーイングが上がっていた。しかし、この日の放送では、髪を後頭部で結んだ暢子の姿があり、視聴者からその変化を喜ぶ声が上がっているのだ。
「暢子が!髪を!!成長したね」
番組後半、新聞社での「ボーヤさん」(雑用係)としての出向を終えた暢子は、勤務先のレストランに来店した演劇評論家の淀川春夫(本田博太郎さん=71)に料理を説明。この時点では、これまでの放送通り、髪を結ばない暢子だった。しかし「そして、月日は流れ……」というナレーションが流れ、翌年となる1974年の春のシーンが始まり、電話口に立つ暢子の姿が映し出されると、その髪は後頭部で団子状に束ねられていたのだった。
番組本編が終わり、次週予告が流れ、調理着に身を包むシーンでは、かつてコック帽からだらしなくバサバサとはみ出ていた髪は、結び方は分からないものの首の向こう側にきちんと収まっていたのだった。これらのシーンを見た視聴者からは、
「やっと…暢子が髪を結んだ」
「暢子が!髪を!!成長したね」
「次週予告のちむどんどん!ついに暢子が髪を束ねた!!!長かったー」
といった、暢子の成長を喜ぶ声が続々。他にも、
「レストランに復帰してもボサボサ、1974年春、よくやく暢子が髪結んだぞ!クララが立った!並みに感動」
と、アニメ「アルプスの少女ハイジ」の一説を引用しつつ、その感動を表現するツイートも上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)