「オークス2022」は荒れるか? ダビスタ脳で予想したら勝つのは桜花賞組ではなくこの馬だった!

ロケットニュース24

ダビスタの知識のみでリアル競馬を予想する「ダビスタ予想」。ヴィクトリアマイルでは馬連が当たったことは以前の記事でお伝えした通りだ。これまで掠りもしていなかっただけにこれはデカイ。

とは言え、1着はファインルージュのつもりだったし、勝ち馬をばっちり当てたわけではないので、儲かったけど不完全燃焼だ。というわけで、今週こそは当てるぞ! まずは、オークス出走馬の脚質をまとめたら以下の通りとなった。

・「オークス2022」出走馬の脚質

前走のデータから判断すると、前に行く馬が多め。先団に入りそうな馬が7頭もいるのだ。さらに、逃げ馬も2頭いる

・レース展開予想

その逃げ馬の1頭である13番パーソナルハイは桜花賞まで差し馬だったので、どう出るかいまいち不明な部分があるが、フローラSでは先頭を譲らない頑固な逃げをうって2着だから、もし逃げたらハイペースになりそう。あくまでダビスタ脳だけど、予想できるレース展開は以下の図のようになる。

パーソナルハイが逃げなくともハナの奪い合いにはなりそうな先団だ。しかし、差し馬は後ろめにつけて直線で勝負する馬が多い印象。結果、先行と差し馬の間にスペースができて、そこに押し出されるように位置取る馬が入る感じになるのではないだろうか。

私は、3番アートハウスがその馬になると思う。また、18番スターズオンアースは大外なのでこのスペースに入れたらラッキーという感じ。くしくも人気馬2頭が並んでいるが、他の人気馬はどうなっているだろう? 人気馬に印をつけると以下の通りになる。

・東京競馬場

どの馬も悪い位置ではない気もするが、忘れてはいけないのはここが東京競馬場であるということ。そう、ヴィクトリアマイルの予想でも書いたが、東京競馬場は直線が長い上にゴール前が平坦なのだ。すなわち、差しが届くのに十分な余裕がある

しかも、今回はダビスタ予想だとハイペース。前がつぶれていく中、良い位置取りで抜け出せた差し馬がいたらその馬こそ最も勝利に近い! それを踏まえて今一度見てみると勝つのはこの馬だ!!

3番アートハウス


6番サークルオブライフ、8番ナミュールも決して悪い位置ではないが、アートハウスの方が抜け出しやすそう。同様に18番スターズオンアースも悪くないが、この馬はここに入れるか分からないしな。

さらに言うなら、アートハウスは川田将雅騎手が鞍上の時は負けなしである。というわけで、私はアートハウスを軸に馬券を購入してみた。

・ガチ勢に聞いてみた

ダビスタ脳だと桜花賞組ではなくアートハウス。では競馬ガチ勢は本レースをどう見るだろうか? ロケットニュース24編集部の中でも現役の競馬参戦者である原田たかし記者と御花畑マリコ記者に予想を聞いてみた。

原田たかし「これまた予想が難しいですが、僕は桜花賞のときからプレサージュリフトに目をつけているので初志貫徹でいきます。桜花賞で出遅れながら勝ち馬とそこまで差がなかったし、今度こそバッサリ差し切ってくれるのを期待したいですね。

あとは桜花賞で大外から4着まで食い込んだ末脚が印象的だった2歳女王のサークルオブライフ、桜花賞を勝ったスターズオンアース、フローラSでひそかに切れ味鋭かったルージュエヴァイユあたりが気になります。ただ……!

オークスと相性いい “忘れな草賞” を勝ったアートハウスは絶対買おうと思っています。明らかにオークスを狙ったローテーションもプラスに働くのではないかと思いますし、それより何よりアートハウスを選んだ川田騎手の漢気に惚れました。競馬はブラッドスポーツ。ぜひロマンを紡いでほしいです」

御花畑マリコ「どの馬も2400mは初経験で予想が難しいオークス。2歳女王のサークルオブライフが人気を落としてそうなら買いかなと思ってます。そして3月のフラワーカップを勝ったあと、桜花賞に出走しなかったスタニングローズはオークスに狙いを定めてたんじゃないかなと。わざわざレーン騎手を抑えてるので勝負気配を感じますね。

みんなと予想はかぶりますが、忘れな草賞勝ちのアートハウスは私も気になってます。あとは穴っぽいところでいくと2000m以上をよく走ってるシーグラス。去年のオークスを勝ったユーバーレーベンと同じく父ゴールドシップなんで。」

──なんと、全員がアートハウスに注目していた。群雄割拠となったオークスだが、これは未来を暗示しているのか、それとも……?

出走馬にとって未知の距離となる2400メートル。はたして、1着で駆け抜けるのはどの馬か。その結果は本日5月22日15時40分に見届けよう。当たれーッ!!

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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