米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が2022年5月6日(日本時間)に敵地フェンウェイ・パークで行われたレッドソックス戦で放った一打が、国内外の野球ファンの間で注目を集めている。
「スコアボードから自分の背番号を叩き出す翔平」
大谷選手はこの日、「3番・投手」で先発出場。投手としては7回無失点11奪三振で勝ち投手に。打者でも4打数2安打1打点と、投打で大活躍を見せた。
そんな中、話題になっているのは8回オモテ無死満塁の第4打席。大谷選手は初球を捉えて大飛球を放ったが、そのボールはまっすぐと左翼フェンスの通称・グリーンモンスターのスコアボードに直撃した。
この直撃を受け、手動式のスコアボードに表示されていた大谷選手の背番号「17」のボードが落下する事態に。奇しくも大谷選手は7回で降板、8回ウラからは別の投手が登板したため、まるで自身の降板を打球で知らせたような形となっていた。
この一打は、投球分析家のロブ・フリードマン氏がツイッターで、「スコアボードから自分の背番号を叩き出す翔平」と動画付きで紹介したことなどにより話題に。ネット上では、
「試合出ながらスコアラーの手伝いまでする男」
「神業」
「これホームラン打つより奇跡やろ」
「これは凄い 奇跡かよ!」
といった反響が集まっていた。