大阪にある京阪香里園駅の男子便所の小便器は、トーナメント表にトイレがくっついたみたいなかたちをしている。
トーナメント表みたいな形をした小便器。それは大阪と京都の中間に位置する京阪香里園駅の男子便所にある。
小便器の上にトーナメント表にしか見えない配管が繋がっている。おしっこの優劣を競う世界大会があったとしたら、会場にはこのような装置が並べられるに違いない。
いっさいの無駄を排したその姿は、機能美を追求した工業デザイナーのディーター・ラムスを彷彿とさせる。
ディーター・ラムスはドイツ生まれ。ドイツで「おしっこトーナメント」を翻訳ソフトにかけてみると「Piss-Turnier」と表示された。音声再生ボタンを押すと、やわからい女性の人工音声で「ピストニア」と読み上げてくれた。
ちなみに撮影した日のトイレは、ちょっと汚れていたので画像編集ソフトで該当箇所をキレイにした。
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