記者のお気に入りのYoutubeチャンネルを紹介する「YouTube探訪」のコーナー。最近になってプロ野球関連のYouTubeを見る習慣が付いてきた私(P.K.サンジュン)は、1日平均15分~30分くらい元プロ野球選手のチャンネルをチェックしている。
私なりにいくつかの柱があるのだが、中でも欠かせないのが谷繁元信(たにしげ もとのぶ)の『谷繁ベースボールチャンネル』である。特にプロ野球YouTubeデビューには『谷繁ベースボールチャンネル』がかなりオススメだ。
・3つのポイント
通算3021試合出場の日本記録を持つ、元横浜ベイスターズ・元中日ドラゴンズ・元中日ドラゴンズ監督の谷繁元信。というか、1年で144試合しかない中で「3021試合」って……! おそらくこの記録は未来永劫破られることが無い、まさに “金字塔” であろう。
その谷繁のYouTubeチャンネルが『谷繁ベースボールチャンネル』なのだが、私なりにグッとくるポイントが3つほどある。以下でそれぞれについて解説したい。
・1:「キャッチャーならではの面白さ」
これは「古田敦也」や「里崎智也」のYouTubeチャンネルにも言えることだが、とにかくキャッチャー出身の選手の話は抜群に面白い! 他のポジションの選手と比較すると、話の奥行きが1段階も2段階も違う。
故・野村克也監督は「キャッチャーは監督の分身である」と仰っていたが、他のポジションではなかなか無い視点は「なるほど」「すげえ」と感心しきり。鋭い洞察力に目からウロコが落ちるエピソードも多い。
・2:「純粋に話が上手くてわかりやすい」
谷繁ベースボールチャンネルを見始めるまで知らなかったが、谷繁はトークがかなり上手いうえにわかりやすい。こちらも「古田敦也」や「里崎智也」と同様だが、やはりキャッチャーは論理的な思考になっていくものなのだろうか?
加えて谷繁の “イケイケ感” と “人懐っこさ” がにじみ出ているから自然に引き込まれてしまう。現役の頃は寡黙なイメージがあったため、谷繁がこれほど陽気な人だとは思わなかった。
・3:「声がイイ & 無邪気」
ちょっと変な意見かと思われるかもしれないが、谷繁の声は抜群にイイ。逆に他のプロ野球選手が悪いというワケではないのだが、とにかく谷繁はいい声をしている。個人的にここはかなりポイントが高い。
さらに言うと谷繁の無邪気な笑顔はヒーリング効果抜群。野球少年がそのまま大人になったような無邪気さは、谷繁の持つ天性の人間力が表れているのだろう。なんだかんだ動画を見続けてしまう魅力がある。
谷繁ソロでの企画も面白いし、ゲストを迎えての企画も外すことはほぼほぼ無い。谷繁自身も積極的に他のプロ野球選手のYouTubeチャンネルに登場しているが「谷繁が出てるなら鉄板」と考えていいだろう。
というわけで、特にプロ野球選手のYouTubeをあまりご覧になっていな方には『谷繫ベースボールチャンネル』がオススメだ。個人的には特に “声” に注目してご覧になっていただきたい。
参照元:谷繁ベースボールチャンネル
執筆:P.K.サンジュン