忘れられないガジェットがあります。
パナソニックのセパレート型コードレススティック掃除機「パワーコードレス」(MC-NS10K)。2021年10月に取材させてもらって以来、その使いやすさとカッコよさにひたすら憧れてきました。
我が家の掃除機は、2015年製のキャニスター型。よき相棒としてこの7年間苦楽を共にしてきましたが、近ごろめっきり衰えてきました。
まず、吸引パワーが足りません。
ひととおり掃除機をかけ終わって、掃除機をクローゼットにしまって、やれやれ……!と達成感を感じつつもリビングを見渡すと、ふと吸いきれていなかったゴミが落ちていることに気づくんですよね。そのとき感じる落胆ったら。
吸引パワーが足りていないので、常に「強」モードで回していますが、電気をめっちゃ使うし、本体も熱くなります。夏は汗ダラダラです。
それと、うるさいです。一度、珍しく息子が階下の自室を掃除し始めたことがあったんですが、掃除機の音があまりに大きくて「お隣りで電気工事でもしてるのかな?」と勘違いしたぐらい。
それでもゴミを吸いきれません。哀しいです。
こんなだから、初めてパナソニックのセパレート型掃除機を手にしてみた時、すべてに感動しました。軽い! 静か! それでいて確かな吸引力!
コンパクトヘッドだから我が家のような狭小住宅にピッタリだし、コードレスだから小回りも効きます。もちろん、電気コードが家具に絡まったり、コンセントが途中で抜けたり、コンセントを差し替えたりする手間は一切なし。
さらに、掃除が終わったらクリーンドックに戻すだけで自動的にゴミ捨てが完了しちゃうなんてもう素晴らしすぎるじゃないですか。掃除機の未来を垣間見てしまいました。
んでもって、この収納いらずのスマートさ、シュッと美しい佇まい。
ほんっと欲しいです。
すぐにでも新しい掃除機に買い替えたいのはやまやまなのですが、我が家のキャニスター型、古いけどまだ壊れてはいないんですよね。今まで頑張ってきてくれて愛着もあるし、まだ使えるものをむざむざ捨てられませんし。
ということで、我が家にいつお迎えできるのかはわからないですが、とにかくパナソニックのセパレート型掃除機はおすすめです。
※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
Photos: 山田ちとら