ユニコーン? 白龍? 中国のEVメーカー、子供が乗れる4足歩行AIロボを作る

GIZMODO

名前は龍だというけれど…。

最近は世界中で犬型の4足歩行ロボットが開発されていますが、深センでEVを作る企業XPeng(シャオペン)が、子供を乗せて歩けるAI搭載のユニコーン型ロボを発表しました。

名前は小さな白龍という意味の「小白龙」だそうですが…鼻が低くてイラスト化したアザラシみたいな顔に、とんがりコーンみたいなツノが乗っかっており、馬とも龍とも言い難い印象を受けます。

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Video: XPENG Robotics/YouTube

まだプロトタイプの段階

製品自体を作ったのは、子会社のXPeng Intelligent Researchで、まだ第3世代の試作品とのこと。

EV用に作られた視覚センサーやLiDARを流用し、ユーザーの様子や声、触ることに反応するなど、子供との感情による相互作用ができるほどの知能を持っています。そして自らも目の表情を変えたり、ポージングや動きで感情を伝えられるとのこと。ちなみに、座った時の膝の折り方は馬と同じです。

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Image: 小鹏

機能面以外のスペックは不明なので、速度や歩行距離、耐荷重および製品化の時期などは分かりません。CGとはいえ、動画だと結構なスピードで走っていますけどね。今後は子供が遊ぶ木馬も、こうしてハイテクなロボットに取って代わられるのかもしれません。

ボストン・ダイナミクスの「Spot」を真似た犬型ロボットはもうありふれているので、これを機にもっと多種多様なタイプを見てみたいものです。変形合体して『百獣王ゴライオン』みたいになったら最高なんだけどなぁ。

Source: YouTube, XPeng via HYPEBEAST, PC Watch, SLASH GEAR

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