【隔離生活】療養施設の食事の充実っぷりがすごい! あの人気弁当登場でテンション爆上げ!!

ロケットニュース24

新型コロナウイルスに感染して1週間(発症から10日間)の療養施設生活を送る私(佐藤)はどこにも行くことができない。楽しみは動画配信サービスと、攻略に苦戦するゲーム「エルデンリング」。そして弁当だ。

食事は大事な栄養補給であると同時に娯楽のひとつでもある。だって食べるのは楽しい! そんな施設療養の弁当を紹介しよう。多くはそれほど特別なものではなかったけど、1つ大当たりがあった!!

・毎食4種類

私の滞在先は東京・有楽町の「感染拡大時療養施設」だ。鍵付き個室、トイレ・シャワー共用、24時間利用可能なパブリックスペースやトレーニングルームなどを有する施設だ。デカいネットカフェをイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれない。

私より先に感染した中澤星児は、ホテル療養の食事についてレポートしていた。それを見ると、あちらはおそらく1種類の弁当が出ていたようだ。一方こちらは毎食4種類の弁当が用意されており、好きなものを選ぶことができた


おまけにカップ麺やレトルトのおかゆなどもあってジュースもお菓子も食べ放題、食事の充実度はかなり高い。



食事内容はだいたい次の通り。まず朝はサンドイッチか幕の内的なお弁当。昼・夜は肉か魚の弁当、もしくは幕の内的な弁当というのがパターンだった。時々変則で昼に駅弁が出てくることもあった。米沢の名物駅弁「牛肉どまん中」が出てきた時にはビビったぞ


ホテル療養の食事は、一部の宿泊施設で「中抜き」していることが報じられたりしていたが、ここでそれはないと思った。手間と工夫をこらしてあって、ケチっている印象がなかったからだ。当然私は食事に一切不満がなかった。むしろ感謝している。美味しいものを食べられるだけでなく、その内容に気持ちも癒されていた。


・まさかのオーベル!

毎食満足していたのだが、ある日の弁当にテンション爆上げ! まさかここでコレを食えるとはッ! その弁当とは……。


ロケ弁で大人気の「オーベルジーヌ」である!!


オーベルジーヌとは東京・四谷のテイクアウト・デリバリー専門のカレー屋で、テレビ関係者ご用達のロケ弁のお店でもある。ここのカレーは芸能人の間で人気が高く、あの小籔千豊さんが「すべらない話」でその魅力を語るほど味の評価は高い。

実際に私もお店で買って食べたことがあるが、忘れらない味だ。


それが今、ここに!!


バターライスにふかした皮つきじゃがいも。お店で出しているそのままの弁当だ。


カレーにはデッカイ肉がゴロリと入っている。うれしい~! 退屈な療養生活に元気な刺激をもらえたよ~!!


オーベルがなくても満足な食事、さらにオーベルが出ていて感動すら覚える。ありがとうございます! 美味しい食事をありがとう!! 施設を運営してくださる皆さんのおかげです。心から感謝しています!!

参考リンク:東京都福祉保健局
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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