平安末期~鎌倉時代の動乱を描くNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の最新話に、カメラマンとみられる人物が映り込んでいたことを受け、番組公式ツイッターは2022年3月18日に「スタッフの映り込みがありました。申し訳ありません」と謝罪した。
「タイムスクープハンター」思い出す人も
映り込みがあったのは、2022年3月13日放送の第10話「根拠なき自信」のワンシーン。上総広常(佐藤浩市さん)が佐竹義政(平田弘明)を切り殺し、それを合図に北条義時(小栗旬さん)ら源頼朝軍が佐竹軍に突入する場面だ。
義時が先陣を切って駆け込む際、義時の後ろに一瞬だけ白いものが映りこんでいる。コマ送りにして見ると、そこにはカメラらしきものを構えたマスク姿の男性が映っていた。
「歴史好きYouTuber」のミスター武士道さんが、ツイッターでこのシーンを取り上げると、「放送事故」「バッチリ映り込んじゃった…」「平安末期の戦場カメラマン…」「当時の一眼レフはどんな写りだったんかなぁ」と話題を呼んだ。
中には「時空ジャーナリストの要潤さんじゃないですか」「NHKだし、タイムスクープハンターに違いない」といった反応も。要潤さん演じる「時空ジャーナリスト」が過去にタイムスリップして人々の暮らしぶりを取材する設定の教養番組「タイムスクープハンター」(NHK総合、09年~15年)を思い出したようだ。
番組公式ツイッターは18日18時、「3月13日(日)に放送した『鎌倉殿の13人』第10回において、スタッフの映り込みがありました。申し訳ありません」と謝罪。指摘した視聴者には「ご指摘くださった皆さま、ありがとうございました」と伝えた。
3月19日13時10分からNHK総合で再放送される「鎌倉殿の13人」第10話は、該当部分を修正した上で放送するという。