マイナンバーカードをMacで利用可能、ソニーの「PaSoRi」がmacOSに初対応 非接触式ICカードリーダーライターの新モデル「RC-S300」発売

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PaSoRi「RC-S300」(画像提供:ソニー株式会社)

 ソニー株式会社とソニーマーケティング株式会社は、マイナンバーカードなどに対応した非接触式ICカードリーダーライタ-「PaSoRi(パソリ)」の新モデル「RC-S300」を11月11日から販売開始すると発表した。オープン価格だが、市場推定価格は4000円前後。

 RC-S300は、PaSoRiとして初めてmacOSに対応したモデルで、macOS 11/10.15で利用可能。Windows OSは、Windows 11/10に対応する。自宅などから、マイナンバーカードを健康保険証として利用するための申し込みなどが行える「マイナポータル」、インターネットを用いた確定申告「e-Tax」、地方税の申請「eLTax」などで利用できる。

 また、付属するホルダーは“コ”の字になっており、RC-S300本体を挟み込むようにセット。RC-S300にICカードを固定できる、机との間にすき間ができるため机が金属でもより安定して動作する――という利点がある。

PaSoRiに付属するホルダー

ホルダー使用時。「RC-S300」にICカードを固定できる

 RC-S300には、カードの読み取りの状態が確認できるLEDランプが付いており、動作していないときは消灯、ICカードが読み取れる状態になると点灯、ICカードと通信をしているときは点滅するため、動作状況が分かりやすい。

 対応するICカードの規格は、FeliCa、NFC Type A/B、ISO/IEC 15693。FeliCaに対応しているため、無償提供されるソフト「SFCard Viewer Web版」または「SFCard Viewer 2」を用いると、交通系ICカードの利用履歴を確認できる。

 RC-S300本体の大きさは約59.5×9.05×10.5mm(幅×奥行×高さ)で、重さは約33g。外部インターフェースはUSB Type-B microで、約70cmのUSB Type-B micro-USB Type-Aケーブルが付属する。

収納時、ホルダーでケーブルがまとめられる

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