コメダにルビーショコラを使用した新作スイーツが登場 / 止まらないコメダのピンク化

ロケットニュース24

先月のゴディバコラボ以来、コメダがピンク色になったまま元に戻らない。柄にもなくきゅんきゅん言ってたのはゴディバに合わせていただけだと思っていたが、そうでもなかった可能性。

2022年3月16日から登場した「ピンキーコレクション」がその証拠だ。またしても全面的にピンク! コメダ自ら、なんだかそれっぽいビジュアルの新作を3品もブチかましてきた。

・ピンキー

その3品とは「ピンキーショコラウィンナー(560円~600円)」、「ピンキーベリーシェーク(550円~590円)」、「ピンキーベリークロネージュ(780円~820円)」。

お値段は店舗によってバラつきがあり、また、一部店舗では取り扱いが無い場合もある点にご留意を。数量限定で、無くなり次第終了となっている。


それぞれ要はホットドリンクと冷たいシェーク、そして新作のクロネージュ。モノは違うが、全てルビーショコラソースを使用しているという。

しかし今まで、こんなにコメダのメニュー表がピンクだったことがあるだろうか? 何かと茶色くパワー型だったコメダの姿はどこへ。

しかし、まだガワだけピンクで中身に脳筋的な要素を残している可能性は捨てきれない。とりあえず食べてみよう。ということで、全てオーダー。


・ふわっふわ

まずは一番寿命が短そうな「ピンキーショコラウィンナー」からだ!


上にホイップクリームを乗せた、ルビーショコラソースとミルクのホットドリンク。予想通り、上のホイップクリームはかなり繊細だ。ちょっと写真を撮っている間に崩れていく。


パッと見た感じではホイップの白が目立つが、混ぜてみると下の液体はそこそこピンク


飲んでみると、凄まじくフワフワなクリームの下には、ほとんど空気じゃないかというほどフワフワなルビーショコラとミルク! 何とフワフワまみれなドリンクだろう。

ルビーチョコ製の「ミロ」を、死ぬほど泡立てたらこんな風になるんじゃないかなという感じ。そこまで甘くなく、含まれる空気が多いからか、ルビーチョコ特有のフルーティな香りが際立っている。

エアリー感をマシマシにすると味が薄く感じられがちだが、こいつは絶妙な塩梅に仕上がっている。カップの底に残った泡すらも舐めとりたくなるも人間の舌では短すぎることに気づき、アリクイかキリンにでもなってペロペロしたくなるような美味さだ!


・本命

続いては、恐らく大本命だと思しき「ピンキーベリークロネージュ」にいってみよう。


ピンクのトロっとしたのはルビーショコラ。赤いソースはフランボワーズソースだ。ココア味のバウムクーヘンとのコントラストもイイ感じ。


生地内部には特に何の仕掛けも無いもよう。中心にはソフトクリームが鎮座している。


食べてみると、そこそこしっかりした硬さと密度のある生地のコシュコシュした歯ごたえとココア風味。そこにやってくる、ルビーショコラのフルーツ感ある香りと、ソフトクリームのストレートな甘さ。そしてフランボワーズソースの酸味。

それぞれ全く方向性は違うが、不思議な一体感がある。食感も味も隙が無い。これは美味い……! サイズ的にも慎ましいため、普段のシロノワールは厳しいという方でも食べやすく感じることだろう。人気が出そう。


・気温が足りない

最後は「ピンキーベリーシェーク」。


こちら、実にコメダらしいボリュームのある、半ば凍ったシェークだ。ルビーショコラとフランボワーズソースを混ぜたような感じ。普通のチョコレートのフレークも入っている。


味的には、フランボワーズとルビーショコラの風味がかなり融合しており、それぞれの持つ特徴が微妙にわかりづらい気がした。悪くないとは思うが、3品の中では一番戦闘力控えめだと思う。

ただし、ボリュームはぶっちゃけNo.1。キンキンに冷えていることもあり、今の時期だと、まだ少し寒く感じた。気温が25度くらいになってから飲みたい。

ということで、ピンク化が著しいコメダの新作。シェークのボリュームにこそコメダのDNAを感じたが、全体的に普段のコメダらしからぬ、少女マンガとかにありがちなエフェクトがかかっていそうな仕上がりだった。


よく見たら「甘く、かわいく」とか言ってるし。もしやコメダ、そういう方向にキャラチェンジしようとしてる感じ? 動向が気になるが……とりあえず新作は美味かったです。特にクロネージュは間違いないと思います。

参考リンク:コメダ珈琲店
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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