学校関係者の感染だけで米子松蔭高校は高校野球出場を辞退すべきか

アゴラ 言論プラットフォーム

7月17日に、鳥取県米子市の米子松蔭高校の学校関係者一名が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。そのため、開催中の夏の高校野球鳥取大会への出場を辞退するとになりました。

【詳報】学校関係者に新型コロナ感染者 米子松蔭が夏の高校野球鳥取大会出場辞退(BSS山陰放送) – Yahoo!ニュース
鳥取県米子市の米子松蔭高校は17日、学校関係者1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたため、現在、米子市で開催されている、夏の高校野球鳥取大会への出場を辞退しました。 鳥取大会は17日、

「生徒たちには決定を伝えたが、泣き崩れていた」と米子松蔭高校の長﨑成輝校長は会見で述べました。

米子松蔭高校野球部の雄姿は見られないことに 米子松蔭高校HPより

感染者と野球部員との接触はなかったようですが、同校長によると「抗原検査でベンチ入りメンバーの陰性を確認するなどしたが、保健所に安全と認めてもらう時間がなかった」そうです。

【続報】米子松蔭、学校関係者が新型コロナ感染 高校野球鳥取大会の出場辞退 「保健所に安全と認めてもらう時間なかった」(中国新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
 鳥取県高野連は17日、米子松蔭が全国高校野球選手権鳥取大会の出場を辞退したと発表した。春季県大会の優勝校で、シード校として同日の第1試合の2回戦から登場する予定だった。同校によると、学校関係者1人

大会の主催者は、当初準々決勝から有観客にする予定でしたが、鳥取県の感染の状況をかんがみて、準々決勝以降も無観客試合にするようです。

外野からは合理的な判断はできないのかという意見が多く見られます。

同校は鳥取の強豪校で、第一シードでした。

鳥取県高野連のルールのようですが、気の毒でなりません。社会人、プロ野球で感染者が出でも、感染した当該選手を除いで試合をしています

出場チーム関係者2人が新型コロナに感染 社会人野球日本選手権(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
 日本野球連盟は8日、第46回社会人野球日本選手権大会の2回戦に出場するチームの関係者2人が、同日までに新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定されたと発表した。個人情報保護のため、チーム名などは

同校OBと思われる人も、選手たちの気持ちを思ってとても悲しんでいます。

子供たちの将来が大人の「空気読み」で潰されるのは、超高齢化社会の歪みのような気がします。日本の未来はどうなるのでしょうか。

鳥取大会は17日、2回戦3試合が行われ、米子松蔭高校は境高校と対戦する予定でした。米子松蔭高校の出場辞退したことで、境高校が不戦勝となりました。

タイトルとURLをコピーしました