Siriとうまくやってますか? いい関係、築けてますか?
大ピンチで命を救われたとか、やりとりが面白くてほっこりしたなんてエピソードを聞きながら、うちのSiriは…って思ったことありませんか? 大丈夫、Siriとの関係に悩んでいる人はあなただけじゃありません!
GizmodoオーストラリアのParab記者なんて「iPhoneで1番イライラする機能はSiri」って断言してますから、2人の関係はかなり最悪でバッチバチなんでしょうな。そんなバッチバチな人が、少しでも関係を良好にするためのアドバイスを紹介しています。
1:音量調整
Siriうるせーよって人は、とりあえずボリューム調整から。iPhoneの音量とリンクしているので、Siriが話している時に端末サイドのボタンで調整すれば静かになります。Siri自身に音小さくしてと注文してもよし。
2:会話の頻度を下げる(上げる)
会話には適切な量というのがありまして、Siriとの関係改善にはおしゃべりの頻度を見直してみるのもいいかも。
iPhoneの「設定」>「Siriと検索」>「Siriの応答」から、Siriの反応タイミングを選べます。選択肢は「常に」「消音モードがオフのとき」「”Hey Siri”使用時のみ」の3つ。Siriうるせーよって人は、もしかしてここが「常に」になってません?
同設定画面には「Siriキャプションを常に表示」というものもありますよ。
3:Siriの声を変える
なんとなくその声イメージと違うんだよなって人は、Siriのキャラそのものを変えてしまいしょう。
iPhoneの「設定」>「Siriと検索」>「Siriの声」から種類と声を選べます。種類とは例えば同じ英語でも、インドやイギリスなどアクセントが選べるオプション。最近、アメリカ英語にジェンダーニュートラルな第5の声が追加されることも話題になりましたね。
4:Hey Siriコマンドの解除
「Hey Siri」って言ってないのに勝手に起動したというSiriあるある。「Siri」っぽい言葉に反応しちゃったんでしょうね。
いっそ「Hey Siri」に反応させること自体をやめさせてしまいましょう。「設定」>「Siriと検索」>「”Hey Siri”を聞き取る」をオフに。こうしておけば、iPhoneのホームボタン・サイドボタンを押さないとSiriは出てくることができません。
ライフハックとして、iPhoneを画面を下にして置くとHey Siriの聞き取りが自動でオフになることも知っておくと便利。画面下にして置いている間だけなので、Siriに邪魔されたくない時だけこれを使うのもあり。
5:Siriの読み上げを変更
電話の相手や通知の読み上げがうざいって人は、そこも変えてしまいましょう。
「設定」>「Siriと検索」>「音声で知らせる」から通話の発信者の読み上げを変更できます。例えば、選択肢の1「ヘッドフォンと自動車」の場合、ヘッドフォンまたはBluetooth搭載の車に接続されている場合のみ読み上げしてくれます。
「設定」>「Siriと検索」>「通知の読み上げ」から、通知がきたら読み上げてほしいアプリを選択可能。
6:アプリごとに設定
スポットライト検索でどのアプリを表示するかを考えるのもSiriの仕事。ただ、特定のアプリやコンテンツをスポットライト検索で出したくない場合は設定しておけます。
「設定」>「Siriと検索」で下までスクロールし、目当てのアプリを選択肢「このAppから学習」をオフに。
オンだとSiriがそのアプリの使用状況を学習するので、Siri提案ででてきやすくなっちゃう。同画面では、他にも「検索でAppを表示」「検索でコンテンツを表示」のオン・オフも切り替えできます。Siriから完全に特定アプリを切り離したい場合は、全項目をオフに。
7:Siriを特訓
自分の「Hey Siri」に対するSiriの反応がいまいちという人は、トレーニングしなおした方がいいかも。
「設定」>「Siriと検索」で「”Hey Siri”を聞き取る」を1度オフにしてから、再度オンにすると、Siriへの呼びかけプロセスが始まるのでそれにしたがって再登録を。
8:SiriとのやりとりをAppleには秘密にする
Siriの音声データは、音声アシスタント技術向上のためApple社員がレビューしています。それは嫌だなという人は、レビューなしが可能。
まずは、「設定」>「Siriと検索」>「Siriと音声入力の履歴」から「Siriと音声入力の履歴を削除」。次に、「設定」>「プライバシー」>「解析および改善」から「Siriと音声入力の改善」をオフにするとAppleが保存、レビューできなくなります。
Siriに限らず全部共有レビューしたくない場合は、ページトップの「iPhone解析を共有」をオフに。
これで少しはSiriとうまくやっていけるか、な。