北京冬季五輪スキー・クロスカントリーで3冠を達成したアレクサンドル・ボルシュノフ(ロシア)がスキー用具メーカーからのサポートを停止されたと、2022年3月11日までに複数のロシアメディアが報じた。
「ボルシュノフがスポンサーを失った」
複数のロシアメディアによると、国際スキー連盟(FIS)がロシアとベラルーシの選手について今季終了まで主催大会の参加を認めないことを3月1日に発表したことを受け、ボルシュノフをサポートしていたメーカーが3月1日からサポートを停止。このメーカーはボルシュノフ以外のロシア選手へのサポートも停止したという。
地元メディア「SPORT24」(WEB版)は10日、「ボルシュノフがスポンサーを失った」などのタイトルで記事を公開した。
記事によると、ボルシュノフはサポートを停止したメーカーのスキー板を使用し続けることは可能だが、新しいものを受け取ることが出来ないという。しかし、FISがロシアのチームを再び国際大会に復帰させればすべてが正常に戻るとの見解を示した。