2021年のタブレット出荷台数は前年比3.1%減の939万台。MM総研調べ

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2021年の国内タブレット出荷台数推移(出典:MM総研)

 株式会社MM総研は8日、2021年の国内タブレット端末出荷台数を発表した。

 これによると、2021年のタブレット出荷台数は939万台で、過去最高を記録した2020年の969万台の3.1%減となった。小中学生を対象としたGIGAスクール特需が終了したためとみている。

2021年のメーカー別/OS別国内タブレット出荷台数(出典:MM総研)

 メーカー別シェアでは、1位が485.7万台(シェア51.7%)でApple、2位が130.1万台(13.9%)でNECレノボグループ、3位が108万台(11.5%)でMicrosoftとなった。Appleの出荷台数は12年連続で1位を獲得したほか、2019年から3年連続で過半数のシェアを記録した。

 OS別では、1位が485.7万台(51.7%)でiPadOS、2位が227.3万台(24.2%)でWindows、3位が226万台(24.1%)でAndroidとなった。通信回線別では、737.2万台(78.5%)がWi-Fiタブレット、201.8万台(21.5%)がセルラータブレットとなり、Wi-Fiタブレットは2020年に続き特需によって、2年連続で出荷台数が過去最高となった。

 同社は小中学生向けのGIGAスクール特需が終了したため、今後数年間は2020/2021年の出荷台数を下回って推移すると予想している。

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