2022年3月22日で開業25周年を迎える秋田新幹線の、25周年記念キービジュアルがネット上で話題になっている。今年はJR東日本の各新幹線にとっての節目の年で、記念イベントが続く。その第1弾で7日に公開されたのが、秋田新幹線の「怪獣映画風」ビジュアルだった。
なまはげ・秋田犬・E6系が怪獣映画風に
秋田新幹線開業25周年記念グッズとキービジュアルはJR東日本クロスステーションが公開。キービジュアルには秋田新幹線のE6系と秋田犬・なまはげが登場し、「開業二十五周年 秋田新幹線」と昭和の日本映画風のフォントで大書されている。「怪獣映画風」のデザインがツイッターなどで興味を引き、「めっちゃ昭和」「かっこ良すぎる」などの感想が相次いだ。
グッズには、クリアファイル・キーホルダー・バックパック・パーカー・Tシャツ・アクリルディスプレイにもこのデザインがあしらわれている。秋田県内の主要駅と盛岡駅でグッズは3月19日に発売予定だ。
キービジュアルの制作にあたったのはJR東日本グループで鉄道グッズの企画や駅構内ロッカーの管理などを行っている東京ステーションサービス。取材に応じた担当者は「新幹線が通る地域の伝統・文化と列車を組み合わせて、グッズをすべて揃えたいと思うデザインにしました」ときっかけを話した。
秋田県の伝統文化といえばなまはげ。「なまはげといえばちょっと怖いイメージがあり、それと昭和40~50年代の怪獣映画のイメージが結びついて、昭和の怪獣映画風のデザインでいこう、となりました。グッズもコンプリートしていただきたいです」という。