露のウクライナ侵攻を煽る英米 – 鈴木宗男

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 アメリカ、イギリスが、16日にもロシアがウクライナに侵攻すると声高に言っていたが、何もなかった。まさにフェイク、嘘話であったことがはっきりした。

 ウクライナのゼレンスキー大統領も侵攻があり得ると「国民団結の日」にして、一致結束を呼び掛けたが、どんな裏付け、根拠で国民をあおったのか。

アメリカもイギリスもそれぞれ情報機関があり、衛星も飛ばしている。大きな物体が動けば、瞬時にわかる今の時代である。

 1991年(平成3年)1月15日、イラクがクウェートに侵攻した際、前の日からイラク軍が移動し始め、それを探知したアメリカ軍は準備万端、戦う体制を取った。

科学技術を駆使してアメリカ、イギリスはロシア軍の動きを見ているはずだ。なのに挑発し、ことを荒立てようとする発言はどうしてなのか。

 プーチンロシア大統領は、対話の継続を明示している。民主主義は信用である。信用を損なわしているのはアメリカ、イギリスではないかと受け止めるものである。読者の皆さんはどう受け止めだろうか。

 岸田総理はプーチンロシア大統領と21時に電話会談する予定だ。一昨日、ゼレンスキーウクライナ大統領と電話会談し、今日はロシアである。日本としてプーチン大統領の対話路線を明確に支持すべきである。

 岸田総理の「聞く力」と「実行力」が問われるところではないか。