大阪府の吉村知事は8日、新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染拡大で医療提供体制が極めてひっ迫しているとして、「医療非常事態宣言」を発出すると表明した。
府の7日時点の病床使用率は90.4%(3431人/3795床)で、軽症中等症病床使用率は103.5%(3295人/3183床)、重症病床使用率は22.2%(136人/612床)となっている。
吉村知事は「医療が非常に厳しい状況にあると知っていただきたい。とりわけ高齢者を中心にした入院者が非常に増加している。また、コロナ以外の病気、脳卒中や心筋梗塞等が多い時期でもあるので、感染対策の徹底をお願いしたい」と述べた。(ABEMA NEWS)
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