「Windows 11」新機能のリリース手段はどうなる?–MSがInsiderプログラムの方針など示す

CNET Japan

 Microsoftは、年1回行う機能アップデート以外に、「Windows」で新機能を追加する方法について、少しずつ情報を提供してきた。同社は米国時間2月3日、この件についてもう少し詳しい内容を明らかにした。

 1月末には、2022年10月頃に予定されているとみられる「Windows 11 22H2」に先立って、Windows 11の複数の新機能を2月にリリースする計画だとしていた。「Insider」のテスターではなく、メインストリームのユーザーが、Windows 11で「Android」アプリを使用できる機能のパブリックプレビュー版のほか、複数の機能を利用できるようになるという。Microsoftは、これがいつ、どのように実施されるかを明確にしていない。

 同社が「Windows Insider」プログラムの今後について説明している2月3日のブログ記事には、以下のような記述がある。

 「DevチャネルとBetaチャネルからのビルドの機能やエクスペリエンスへのアップデートを、これらのビルドをベースにした『Feature Experience Pack』『Web Experience Pack』『Online Service Experience Pack』もリリースすることで、提供する」

 同社はこれまでに、「Windows 11」(と「Windows 10」)は今後、年1回の機能アップデートに移行することを発表している。Windows 11ユーザーに、この機能アップデート以外にもOSアップデートが提供される可能性があることを示唆していたが、2週間ほど前まで具体的な情報を明らかにしていなかった。

 同社はこれまで、新機能をOSのフルアップデート(機能アップデート)もしくは累積アップデートのいずれかで提供すると述べていた。そして今回さらに、下記の3つのチャネルを通じてWindows 11アップデートをメインストリームユーザーに提供する可能性があること明らかにした。

Feature Experience Pack

 同社が2020年11月に正式に発表したFeature Experience Packは、Windowsのメジャー機能アップデート以外の方法で、新たな機能の改善をユーザーに届けるための手段だ。最初のFeature Experience Packには、アップデートされた「Snipping Tool」(画面キャプチャーツール)、テキスト入力パネル、シェルのサジェスチョンUIなどが含まれていた。

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