LINEの軽量版アプリ「LINE Lite」のサービスが終了することになり、裏ワザ的な使い方をしていたユーザーから悲鳴が上がっている。
LINE Liteは、LINEアプリの機能を絞り込んでアプリ本体の容量を小さくしたバージョンで、ネットワークインフラが整備されていない海外向けに2015年にリリースされたアプリだが、LINEアプリと共存できることに目をつけたユーザーが、1つのLINEアカウントを2台のスマホで共用したり、1台のスマホで複数アカウントを運用する用途で、こっそり利用しているケースも多かったようだ。通常の方法ではインストールが不可能で、日本国内では文字通り“裏ワザ”的な使い方をされていたこのLINE Lite、トーク履歴を引き継げないこともあり、廃止にあたって行き先がなくなったユーザーが悲鳴を上げているというのが現在の状況だ。ちなみにサービス終了は2月28日正午で、友だちとグループリスト、さらにLINEスタンプのみ、引き継ぎが可能とされている。