後藤厚生労働大臣は、新型コロナの中等症と重症向けの治療薬「レムデシビル」が軽症者にも使えるようになったと発表した。
厚生労働省はコロナの診療の手引きを改訂し、レムデシビルを軽症者にも使用できるとした。臨床試験では、重症化リスクのある軽症と中等症の患者に3日間投与したところ、入院や死亡のリスクが87%減ったという。また製造販売業者は、「オミクロン株にも有効だと考えられる」としている。
後藤大臣はこのほか、高齢者の追加接種について、きのうの時点で97.4%の自治体が対象となる希望者の接種を来月末までに終える見通しだと明らかにした。(ANNニュース)