「IIJ Technical WEEK 2021」が1月18日よりオンライン開催、テーマは「IIJエンジニア図鑑」

　株式会社インターネットイニシアティブは1月18日～21日の4日間、ITエンジニア向けのイベント「IIJ Technical WEEK 2021」をオンラインで開催する。参加は無料で、ウェブサイトからの事前登録が必要。

　IIJ Technical WEEKは、同社が2003年から開催している技術イベントで、昨年と同様にオンラインのみでの開催となる。日ごろIIJのエンジニアが携わっているサービス開発・運用に関する技術や、「ココでしか聞けない」ノウハウなどが紹介される。今年は「IIJエンジニア図鑑」をテーマに、「現場の人」に焦点を当てたセッションも行われる。

　4日間にわたり、15時～17時（最終日は16時30分まで）に30分ずつのプログラムが予定されている。各日程の内容と見どころは以下の通り。

DAY1（18日）セキュリティとイベントの裏側
DAY2（19日）最新技術動向とバックボーンチーム
DAY3（20日）クラウド基盤開発と技術研究所
DAY4（21日） IIJの研修と現役エンジニアからのメッセージ
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DAY1（18日）セキュリティとイベントの裏側

15:00～セキュリティ動向2021
15:30～ IIJのSOCをイベント初公開！リアルタイム分析だけじゃないセキュリティエンジニアのお仕事とは？
16:00～セキュリティエンジニア・ロングインタビュー
16:30～オンラインイベントの配信の裏側、誰がどんなことをしているの？

　15時の「セキュリティ動向2021」では、セキュリティ本部長の齋藤衛氏が同社のセキュリティ事業やCSIRT活動によって明らかになったインシデントを紹介し、対策に関する議論を行う。

　15時30分の「IIJのSOCをイベント初公開！」と16時の「セキュリティエンジニア・ロングインタビュー」は、同社セキュリティエンジニアによる内容。16時30分からの「オンラインイベントの配信の裏側」では、イベントの裏側を支えるエンジニアが、配信方法や機材を紹介する。

DAY2（19日）最新技術動向とバックボーンチーム

15:00～世界のインターネット事情
15:30～ IIJバックボーンチーム若手のおしごと！
16:00～モバイル基盤の仮想化
16:30～あなたの知らないインターネットの世界（ピアリング交渉・相互接続編）

　15時の「世界のインターネット事情」では、基盤エンジニアリング本部運用技術部の松崎吉伸氏が、ネットワーク運用者の立場から技術動向を解説。15時30分の「IIJバックボーンチーム若手のおしごと！」では、2020年に新卒入社した基盤エンジニアリング本部ネットワーク技術部ネットワーク運用課の竹﨑友哉氏が業務内容を紹介する。

　16時の「モバイル基盤の仮想化」は、「IIJ mio」や「IIJモバイル」を支える技術を基盤エンジニアリング本部ネットワーク技術部モバイル推進課の根本昂氏が解説。16時30分の「あなたの知らないインターネットの世界」は、同社のバックボーンネットワークについて基盤エンジニアリング本部ネットワーク技術部ネットワーク企画課の蓬田裕一氏が解説する。

DAY3（20日）クラウド基盤開発と技術研究所

15:00～クラウドネイティブ最新動向
15:30～仮想化基盤とDevOps
16:00～ QUICバージョン2
16:30～ APIのテストにおけるOpenAPIの活用

　15時の「クラウドネイティブ最新動向」は、ネットワーク本部 SRE推進部部長の田口景介氏がニュースのトピックを解説する。15時30分の「仮想化基盤とDevOps」は、VMwareプロダクトを対象としたDevOpsを、クラウドネイティブなそれとの違いについて解説。クラウド本部クラウドサービス1部課 SREの田中正規氏が登壇する。

　後半の2セッションは技術研究所スタッフによる技術解説。16時の「QUICバージョン2」ではQUICバージョン2とその目的について技術研究所技術開発室室長の山本和彦氏が、16時30分の「APIのテストにおけるOpenAPIの活用」ではOpenAPIのさらなる活用方法について技術研究所技術開発室の四谷兼三氏が、それぞれ解説する。