練習すれば慣れるはず
気づけば社会人も9年目。仕事でも年下が増えてきた。
たまに敬ってもらえるが、その分指摘された時のダメージが昔より大きくなっている。怖い。
これからされる指摘にそなえて、リアクションを練習しておけば怖くなくなるのではないか。
練習会をひらく
今回は友人と「後輩に指摘される練習」をしていきたい。
実際に言われた指摘や失敗
まずは実際にされた指摘について話し合うことにした。
郡司「すぐ謝れる時もあるけど『うーんそう…そうだね!』と受け入れるのに時間がかかる時も多いです」
本当にそうなのだ。一度間違えると、今後指摘されなくなったり気を使われたりしそうで怖い!
「資料のここ間違ってません?」を例に練習
恐怖は練習で潰すしかない。後輩に言われた場合を想定し、パターンを脳にすりこみたい。
では「資料のここ間違ってません?」と言われた瞬間、何を言うのが正解なのか?
悪い例を聞いて「ミスを認めずごまかす」がだいぶよくないことがわかった。素直に謝ったり、感謝するのが一番いいのだ。人間の基礎である。
私たちは、しばらく後輩役と先輩役にわかれ練習を重ねてみることにした。
そうして慣れるまで3人で「ありがとう」や「本当に助かりました」などを練習した。
実践 〜本物の後輩を呼ぶ〜
せっかく練習したので、実践に近い状態で力を試してみたい。助っ人を呼ぶ。
そこで、私たちがエクセルの練習問題に挑む様子を見てもらい、中園さんにバシバシ指摘してもらうことにした。
練習問題は「1から100までの数字を1列に打ち込め」である。
「よざさん間違ってますよ」「郡司さんここはこうです」と中園さんがどんどん指摘する。
一瞬心臓がギュッとなる。でも私たちは練習したのだ。
すぐに「ありがとうございます!」とか「どこを直したらいいでしょうか!」と秒で返すことができた。練習はすごい!
少しへこむが、心の準備ができていたのですぐに言えた。「ここ進研ゼミでやったやつだ!」のマンガのように脳が対応を覚えている。
このあとも「それコピペした方が早いと思います」と言われたら「ありがとうございます!」と返す。軍隊のような先輩後輩のコールアンドレスポンスが続いた。
後輩に感想を聞く
おどろくほど指摘されたが、無事練習通りに感謝したり、謝ったりすることができた。私たちはよい先輩になれたはずだ。
中園さんに言われてどうだったか聞いてみると
よい先輩ではなく、とんだマニュアル社会人ができあがってしまっていたのである。盲点です。
中園「先輩が嫌いで言ってるわけではないので、素直に反応してもらえると一番いいですね。『そんな方法あるんだ…本当にありがとう』とか」
ただ、練習することによって「指摘される」ことにはかなり慣れた。傷つく度合いが減ったと思う。
次後輩に指摘された時はムッとせず、自分の非をすぐ認めたいなと思いました。
〜おまけ〜
この会を終えた夜
「年齢関係なくご指摘はしっかり受け止める」という刺青でもほろうかなと思った日でした。
ジェネレーションギャップも怒られる
どういう指摘をされるか?と議論した時に「はらたいらに3000点、と例えたら後輩に怒られた」というものがあった。
たしかに幅広い年代がいる中で、昔のクイズ番組はよくないのかもしれない。そういう指摘をされた場合もすぐに謝ろうと思いました。