Microsoft、リモートコード実行の脆弱性修正を含むWindows月例アップデートを提供開始

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 Microsoftは11日、1月の月例アップデートを公開した。Windows 11向けには「KB5009566」、Windows 10 20H2~21H2向けには「KB5009543」、1909向けには「KB5009545」を提供している。

 今回のアップデートでは、リモートコードが実行される脆弱性を修正した。深刻度は「緊急」(Critical)。このほかIMEで入力したテキストが正しく表示されない問題や、マルチバイト文字セット(MBCS)を使用するアプリでテキストカーソルが予期せず移動する不具合を修正した。

 またWindows 10 1909ではこのほかサービス更新プログラムを実行した後「BitLocker Recovery」に入ることがある問題や、リモートアシスタンスのセッションを開始した後にクイックアシストユーザーが全画面ビューを使用できない場合がある不具合の修正なども実施している。

 既知の不具合としては、Windows 11でHDRディスプレイを使用している環境において、一部の画像編集プログラムが色を正しくレンダリングしない場合があることを確認している。この問題を解決する更新は1月下旬の提供に向けて対応中とのこと。

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