人形劇団がトラック盗難被害、総額数百万 代表悲痛、人気演目「しばらく演じられない」…情報募る

J-CASTニュース

   千葉県松戸市のぬいぐるみ人形劇団・こぐま座は2021年1月10日、所有するトラックが盗まれたとして、ツイッターで目撃情報を募った。

   11日に取材に応じた山本重男代表によれば、盗まれたのは日産の3トントラック「コンドル」で、舞台セットなどが積まれていたという。


  • 盗まれたトラック(こぐま座提供)

鍵を用いず盗まれたトラック

   こぐま座は1969年に創立された人形劇団だ。等身大のぬいぐるみ人形を用いて、世界の童話や日本昔話などのお芝居を、全国の幼稚園や保育園、児童館やショッピングモールなどで公演している。

   こうした舞台セットやぬいぐるみ人形が積まれたトラックが事務所から盗まれた。山本代表は、盗難が発覚した経緯をこう振り返る。

   山本代表は8日20時半ごろ、事務所で仕事を終えた後、トラックを確認している。しかし翌9日18時ごろ、事務所に到着すると昨日まであったトラックがなくなっていることに気づいた。事務所で保管しているトラックの鍵は盗まれていなかった。

   山本代表はすぐに警察に被害届を提出。10日からは、ツイッターで目撃情報を募った。

「定かではありませんが、名古屋方面に向かうのを見たといった目撃情報が2,3件ほど寄せられました。警察の方にも尋ねたところ、情報が少しは来てはおり、探していると伺っております」

   トラックの色は白で、前後左右に、小熊の顔のロゴが描かれている。荷台のサイドには、劇団こぐま座の文字がある。荷台のドアは両開きで、こぐまのロゴマークが描かれている。

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