試食
やきそばの「ペヤング」シリーズに、2021年12月10日からそば粉を一切使用していない「そば風めん」を使った「ペヤング ペタマックスたぬきそば風」が登場しています。コンビニで圧倒的な存在感を放っているところを見つけてしまったので、実際に購入してどんなものなのか食べてみました。
ペヤング ペタマックスたぬきそば風 | まるか食品株式会社
http://www.peyoung.co.jp/products/2180/
これがペヤング ペタマックスたぬきそば風。単体の写真で見るとサイズが分かりにくいのですが……
通常のペヤング ソースやきそばを並べると、その圧倒的なボリュームがよくわかります。
真上から見るとこんな感じ。
外の紙パッケージを外すとこんな感じです。
真横から見た様子。
抱えてもらうとこのくらいのサイズです。
容器について「まるでボウルのよう……」という声が上がったので編集部のボウルと比べてみたところ、ボウルの方がやや小さいサイズ感でした。
原材料名を見てみると、油揚げめん、添付調味料、かやくに大きく分かれています。あくまで「たぬきそば風」なのでそば粉は不使用で、めんには小麦粉・植物油脂・ラード・しょうゆなどを使用。また添付調味料には粉末しょうゆやかつおぶしエキス、乾燥ねぎ、香辛料、オニオンパウダーなどが入っています。
カロリーは1食598gあたり2919kcal、炭水化物310g、食塩相当量43.2gなので、一度に一人で食べると危険な量です。
まずはお湯を沸かしていきます。ペヤング ペタマックスたぬきそば風に必要なお湯は2800mlなので、鍋で沸かします。
お湯を沸かしている間に、カップのフタを開けてみると、天ぷらやかやくが入った小袋が大量に現れました。
めんはそば風の灰色で、合計5つの塊がカップに並んでいます。
隣に通常版ペヤングを並べてみるとこんな感じ。
小袋のサイズの違いも圧倒的です。
天ぷらは計5つ。
作り方としては、粉末スープ・かやく・天ぷらをカップの中に入れてお湯を注ぐだけというシンプルなスタイル。
天ぷらは4つだけ入れて、1つは後入れにしてみることにしました。
沸かしたお湯2800mlをカップに注いで……
3分待機。
カップサイズが大きいがゆえにフタの隙間も大きいので、テープでとめておきます。
3分後、スープをかき混ぜますが、通常のおはしだと長さが足りないので菜ばしを使いました。
これで完成……なのですが、どう考えても1人で食べきれる量ではないので、お椀に取り分けていったところ、めんをよそっても後から後からめんが出てくるという事態に。取り分けにかなり時間を取られ「めんが伸びてしまう……」と焦ります。
なんとか取り分け完了。どんぶり2つ、うどん用の中サイズのおわん4つ、みそ汁用のお椀3つの計9個のおわんに収まりました。
かやくはかまぼこ、ねぎとシンプル。先入れの天ぷらは取り分けが完了した頃にはかなり柔らかい状態になっています。
複数人で食べてみたところ、だしは「しょうゆが強めの濃い味」という感想でしたが、これは食べた人が全員関西出身だったこともあるかも。めんはそば粉不使用なので厳密にはそばではないのですが、だしの味と合わさることでかなりそばに近い味わいで、見た目のそば感もあって食べた人の中にはそば粉不使用と気づかない人もいました。ただペヤングを日頃から食べている人は「食感といい、油の感じといい、これは完全にペヤング」と断言していたので、ペヤングとしてのアイデンティティも残っている模様。
だしを吸ったてんぷらもかなり濃い味。
取り分けている間にてんぷらのサクサク感は失われてしまうので、天ぷらは後入れにしてもよさそうでした。
ペヤング ペタマックスたぬきそば風は食事やお酒を飲んだ後のシメによさそうな濃い味で、複数人でわいわいしながら食べるのにぴったりの話題性があるアイテム。お湯を沸かす手間はありますが、基本的には調理に手間がかからないので、複数人で集まった際の年越しそばとして向いていそうです。
なお、ペヤング ペタマックスたぬきそば風は税別980円。Amazonでは4個セットが3818円で購入可能です。
Amazon | ペヤング ペタマックスたぬきそば風 598g×4個 | ペヤング | そば 通販
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