ホッケを食べながら、その体の開きっぷりを眺め、ふと思った。
「ペンケースに似てるな」と。
思ってしまったからには、作ってみましょう。ホッケペンケース。ホッケース。
※2010年4月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー)
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まず撮影のために買いましょう
さあ記事だ、取材だ、参考資料だ。今晩のおかずも兼ねて、ほっけを買ってきた。おかずに悩む手間が省けた。
食べるな。その前に撮影するのだ。表と裏、両方を真上から撮影して…よし!
アイロンプリントは頼りになる
さて、「どこがペンケースに似てるんだ」とお怒りの諸兄におかれましては、もう少々お待ちいただきたい。ホッケを、酒肴から手芸に転換する作業である。
ホッケの鮮明な写真が、ナチュラルな布の風合いにマッチしているような、でもよく見ると全然合わないような、妙な雰囲気だ。多少の不安も感じるが、次に進みたい。
お子さんにも作ってあげてください
さて、「どこがペンケースに似てるんだ」とお怒りの諸兄、お待たせしました。ペンケースへの加工作業に入ります。
表と裏を、まず正中線で縫い合わせ、綿を入れたら端も縫って、しっぽとファスナーを付ける。まあ、それだけだ。
「まあ、それだけだ」なんてサラッと言ってみたものの、慣れないファスナー取り付けで頭がパンパンに。
しかし縫い終わって、ふと全体を見直してみたら、ちょっとびっくりした。
どうせなら、舞台装置もちょっと整えて、「酒肴文具セット」としたい。
人前で開くのにちょっと勇気は要るかもしれないが、堂々と会議などに持って行けば「お、君もホッケ派かー」と上司からワケのわからないシンパシーを抱かれて昇進!ってことになるかもよ。