初回購入限定70%OFFキャンペーンで今春話題になったDMMブックスが、同キャンペーン中に売れた書籍のランキングを公開した。
同キャンペーンは100冊を上限にほぼ全ての書籍が70%OFFになるという太っ腹さで、SNSで話題が沸騰、あまりの反響に期間途中で打ち切られたにもかかわらず、60億円もの損害を出したことが後日明らかになっている。この「大幅赤字」のひとつの原因になったのが、イラスト制作のための高額な参考書が飛ぶように売れたことで、今回のランキングでは「ビジネス・実用ランキング」のランキングを、ポーズ集や図録、さらには背景や配色にまつわる参考書が埋め尽くしており、多くの絵師が同キャンペーンに飛びついたことが裏付けられている。このほか「コミック」は単巻購入とまとめ買いとで売れ筋が大きく異なるのも興味深い。なお同社は1月20日15時まで「スーパーセール 2021-22 冬」と称して、73万冊以上の書籍を対象とした最大50%ポイント還元セールを実施しているほか、初回購入限定70%OFFのクーポンも配布しているので、同ストアの既存ユーザーはもちろん、新たに興味を持った人も忘れずにチェックだ。