東京都北区東十条の人気ラーメン店「我的中華そば 机上の空論。」で、深夜に窓ガラスなどを破壊される被害があり、店主が「度を超えている」と憤っている。
報道によると、警視庁王子署が器物損壊と建造物侵入の疑いで捜査している。どんな状況なのか、店主に話を聞いた。
「店内はガラスだらけに」
足の踏み場もないぐらい、店内や店の前にガラスの破片が散乱している。店のドアや窓のガラスがすべて破壊される惨状だった。
被害の写真は、店のツイッターが2021年12月22日朝に投稿した。
ツイートによると、この日午前3時23分、王子署から連絡があり、店主が急いで店に行くと、目も当てられない状態だった。同署で被害届を作ったが、今後の営業は未定だという。被害について、店主は、「度を超えています」「悲しいですね」とツイートで怒りをぶつけた。
ツイートには、客らから次々に激励の声が寄せられており、店主は、1つ1つに感謝のリプライを返していた。
この被害は、テレビ朝日のウェブ版ニュースも報じており、それによると、午前2時15分ごろに「ガラスが割れた音がした」と110番通報があり、警察官が駆け付けると、道路に面した入り口や窓のガラスがすべて割られていたという。警察では、何者かがガラスを割って侵入したとみて調べている。
机上の空論の店主は22日、J-CASTニュースの取材に応じて、被害の状況をこう話した。
「店内はガラスだらけになっており、カウンターの上に置いたBGM用のiPodの液晶画面も割られていました。ゴルフで使うような細い棒で上から刺されており、カウンターには棒の先の跡も着いていました。この棒で窓ガラスなども破壊して、犯人が持ち帰ったのだと思います。厨房内に被害はなく、犯人は1分もしないうちにやったのでは」
他の被害写真も見せてもらうと、カウンターにも傷が残っていた。店主によれば、細い棒で刺した跡ではないかという。