赤木国賠訴訟で国の対応を評価 – 早川忠孝

BLOGOS

不意をつかれて困惑された方が結構多かったようだが、何にしても亡くなられた赤木さんのご遺族の方の賠償請求がそのまま認められたことはよかった。

事件の真相究明が不十分なまま訴訟が集結してしまうことに不満を訴えられている方が見受けられるが、国が請求認諾することにしたのは、事実関係について原告の主張を争わない、すなわち、全面的に原告の主張を認めたことになるのだから、訴訟の終結自体に異議を述べられるのは筋違いだろう。

赤木さんのご遺族や関係者の皆さんは、同種事件の再発を防ぐために何らかの活動を展開していきたいと願っておられるのであれば、訴訟の継続以外の他の方策を検討されたらいいのではないか。

今だったら、あちらこちらから支援者の方々が現れるかも知れない。

それにしても、国は相当思い切った対応をしたものだ。

麻生さんが財務大臣のままだったら、訴訟の終結がいつになったか分からない。

タイトルとURLをコピーしました