セ最下位DeNAに「優勝の可能性」 球団OBが指摘する投手陣のポイント「あとはクローザー」

J-CASTニュース

   プロ野球の日ハム、DeNA、西武で活躍した野球解説者・森本稀哲氏(40)が2021年12月13日放送のラジオ番組「ひちょりのWA!!」(STVラジオ)に出演し、古巣DeNAの来季に関して言及した。

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3割打者4人輩出もチーム防御率リーグワースト

   今季、三浦大輔監督(47)の新体制で臨んだDeNAは、新型コロナウイルスの影響で外国人選手が開幕に間に合わずスタートダッシュに失敗。開幕から8戦勝ちなし(2引き分け挟む6連敗)で、4月には10連敗(2引き分け挟む)を喫し大きく出遅れ、リーグ最下位でシーズンを終えた。

   今年の春季キャンプからチームを見てきた森本氏は、今季低迷した要因のひとつに外国人選手が開幕までに揃わなかったことを挙げ、打線の主軸を担うオースティン選手(30)やソト選手(32)を欠いたことがチームに大きな影響を与えたと指摘した。

   今季、打撃陣は規定打席に到達した選手の中で、ルーキー牧秀悟選手(23)、桑原将志選手(28)、佐野恵太選手(27)、宮崎敏郎選手(33)の4人が3割をマーク。その一方でチーム防御率は4.15でリーグ最下位となり、失点数もワーストだった。

   投手力の課題が浮き彫りとなったDeNAは今オフに元大リーグ投手の補強に成功。球団は12月8日にリリーフ候補となるブルックス・クリスキー投手(前オリオールズ=27)と契約合意に至ったことを発表した。

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