ゲオ(GEO)から “史上最高コスパ” の完全ワイヤレスイヤホンが登場したらしい。なんでもクリアでパワフルな音質が楽しめるだけでなく……周囲からの騒音を低減して、より集中して音楽を楽しめる「アクティブノイズキャンセリング機能」を搭載しているのだとか。
つまり、装着した瞬間に静寂が訪れる『アクティブノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン』が、めちゃめちゃお手軽価格……なんと3980円(税込4378円)で手に入るのだ! おいマジかよ。というわけで、ゲオの新商品「HT03」を実際に使ってみることにした。
・ANC(アクティブノイズキャンセリング)
「アクティブノイズキャンセリング機能」についてもう少し詳しく説明しておこう。ゲオによると、内蔵マイクで集音したノイズをデジタル処理により逆音波で打ち消すらしい……よく分からないが、たぶん「かめはめ波」を「かめはめ波」で打ち消すイメージだろう。違うかも。
んで、同機能を十分に発揮するためには、周囲の音を拾う内蔵マイクの性能はもちろん、どのような音を「騒音」として設定するか等……けっこう高度な技術が必要だと言われている。なので、ちゃんと働く良いイヤホンはそれなりに値が張るそうなのだ。
てことを考えると、ゲオの “ノイキャンイヤホン” は不安を覚えるレベルで安い。とはいえ、少し前に発売された「骨伝導イヤホン」もかなり好評だったので期待してしまう。ま、謎メーカーの激安イヤホンと比べると信頼度は雲泥の差だが……実際のところはどうなのだろうか。
おし、確認してみっぞ!
・装着したら静寂に包まれた
いざ「HT03」を装着してみると……スッと静寂が訪れた。ほほー、これが噂のANC機能か。フィット感も良い感じ。いつもよりずっと静かな環境で音楽を楽しめそうだぞ。たとえ周りがどんなに騒がしくても、一瞬で「集中モード」に切り替えることができるだろう。
そう、こんな風に……
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ANC機能をONにしたら全く雑音が気にならない。電車や飛行機での移動中、カフェで仕事をする時にも活用できそう。音楽を再生しなくてもめっちゃ静かだ。マジで助かります。
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なお、ANC機能ONの状態で右イヤホンを約1.5秒押したら「外音取り込みモード」にチェンジする。ノイズを軽減しながらも周囲の音が聞きやすいモードで、たとえば屋外でスポーツをする際など、安全に配慮しながら使用できるという。ズレ落ちることもなく使いやすい。
しかも音質が期待以上。ぶっちゃけシャカシャカ系の安っぽい音質だったら、ノイキャン機能があったとしても使い物にならない。てか、ダサい。そんなもんゴミ箱にダンクシュートだ。でも大丈夫! あまり詳しくない方だが、お値段以上にしっかりした音質だと思うぞ。
そして防水機能(IPX5)も搭載しているので、スポーツジムなど運動時の汗はもちろん、雨に濡れるくらいなら問題なく使用できるそうだ。また連続再生時間は最大約5.5時間で、連続待機時間は約50時間とのこと。長時間付けっぱなしでもOK。仕事もちゃんと集中できました。
ちなみにカラーは「黒」「白」「赤」の3種類。シンプルなデザインだから使い勝手は良いだろう。表面に「GEO」とか書いてあったらブチギレ待ったなしだが、ロゴもなくいい感じ。ワイヤレスイヤホンデビューをするなら、コスパ最高のゲオイヤホンをおすすめしたい。
──最後に、今回ご紹介したゲオのイヤホン「HT03」は、ゲオ店舗、ゲオオンラインで購入できるので興味のある方はチェックだ。3980円(税込4378円)はマジでお買い得だぞっ!
参考リンク:ゲオ公式サイト
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.