「Blade Rondo」シリーズや「secret of eden」シリーズなどで知られるDomina Gamesから、協力型カードゲームの「Lemures」が2021年12月3日(金)にリリースされます。最大2人で協力してダンジョンを攻略していく超難度ゲームになっているとのことで、実際にプレイしてみました。
Lemures | Domina Games
https://www.dominagames.com/lemures
「Lemures」のパッケージはこんな感じ。描かれているのは主人公のデリューゼ・ホルヘルイス(左)とミルミア・ホルヘルイス(右)。二人は没落した貴族の家に生まれた姉妹で、姉のデリューゼが自身の不幸を嘆くあまり、失踪者が続出するという森の古城に向かったことが、姉妹の冒険につながります。
プレイ人数は1~2人、プレイ時間は60~90分、対象年齢は12歳以上を想定。
フタを開けると、「注意!」と書かれた紙が登場。
ゲームを楽しむために、ゲームで使われるカードの内容は見ないように注意して、初回は紙に書かれている通りにセットアップを行う必要があります。
まず説明書を取り出します。
次にプレイヤーが使うパラメーターボード2枚とゲームボード。
続いてゲーム中に使うジェム、カルマディスク、ライフマーカー、ソウルマーカー。
ジェムは黄色の透明なトークンで、宝石のような形状をしています。
そしてカードを取り出し、透明の帯を外します。カードは全部で81枚あります。
このうち、上から15枚を取り分けておきます。
上から16枚目以降のカードは、強化スキルカード、ダンジョン1階カード、ダンジョン2階カード、ダンジョン3階カード、ダンジョン4階カード、エンディングカードに分けておきます。
そして、ダンジョン1階カード20枚を裏向きのままシャッフルし、そのうち10枚を「月光浴」カードの上に置きます。この月光浴カード込みの11枚が「階層」となります。
デリューゼでソロプレイを遊ぶ場合のパラメーターボードはこんな感じ。左の青いゲージがソウルポイント、右の赤いゲージがライフポイントを示しており、それぞれマーカーで残存ポイントを表示します。ライフポイントが0になれば、ゲームオーバーになってしまいます。黒いトークンは生命力と魂をむしばむ「カオスディスク」で、ライフポイントとソウルポイントの上限を示します。
最初に分けた15枚から、7枚の初期スキルカードを取り出し、デッキとします。デリューゼの場合はカード右下に「デリューゼ」と書かれている以下の7枚です。余った初期スキルカードは場から取り除きます。
そして、ダンジョンカードと強化スキルカードを場に起き、ゲームボードの横に階層を配置します。プレイヤーにジェムを2個配布し、以下でゲームの準備はOK。
まずはデリューゼ1人で古城に潜入することにしました。古城の探索は「インタールード」と「エンカウント」という2つのフェイズを繰り返して進めていきます。インタールードでは、「食事」「強化」「探索」を行います。「食事」「強化」はジェムを使うアクションなのですが、最初は持っているジェムが少ないので、「探索」を行います。
「探索」は、ゲームボード横に置かれた階層からカードを1枚引いてゲームボード上で公開し、「エンカウント」に移行します。1発目に引いたカードは敵のカードで、「婚約者エディス」でした。ユディスはデリューゼに一目ぼれして婚約を申し込んだものの、デリューゼからは冷たくあしらわれている貴族の三男。1人で古城に入り込んだデリューゼを連れ帰るために古城に押しかけてきたのですが、悲しいことにデリューゼからは敵として認識されています。
エンカウントフェイズで敵に遭遇した場合、まず「逃走フェイズ」で敵から逃走するかどうかを選びます。逃走を選んだ場合、ライフポイントに1ダメージを受けるものの、その敵のカードを捨て札にすることで回避することができます。
「いきなり最初に逃げるなんて臆病者のやること」と言いながら、相手のライフポイントが4しかないことを確認して逃げずに戦闘を決意。ゲームボード上のライフマーカーを、4の位置に置きます。
次に「開始フェイズ」を進めます。戦闘は必ずプレイヤーの先攻で始まり、自分のデッキから手札を2枚引きます。
そして「メインフェイズ」で手札の中から1枚ずつカードを選び、パラメーターボード横の「プレイエリア」に出して、カードを使用します。手札は必ずそのメインフェイズ中にすべて使用しなければなりません。カードの効果によっては手札を出す順番が大きく影響するので、手札をどういう順に出すのかが非常に重要。
今回はまず、物理攻撃(1)の「斬撃」を使用します。
ただし、物理攻撃はそのまま相手にダメージを与えるとは限りません。敵の中には防御力を持つ者もおり、物理攻撃で与えられるダメージは、物理攻撃の攻撃力から相手の防御力を引いた値となります。今回の場合は物理攻撃(1)を防御力1の敵に当てたので、相手に与えるダメージは1-1=0。つまり相手は無傷で終わります。
今度は魔法攻撃(1)の「スパーク」を使用。
魔法攻撃は相手の魔法防御力を引いたダメージが与えられます。ただし、魔法防御力を持つ敵はいないとのこと。つまり、自分から敵に対する魔法攻撃は100%通るというわけです。スパークによって、婚約者ユディスは1のダメージを受け、ライフポイントが1減ります。
プレイエリアに置いたカードをすべて使用したら「終了フェイズ」に移行し、すべて捨て札にしてデッキの横に置きます。なお、もしカードを引く時にデッキがなくなったら、捨て札を裏向きにしてシャッフルしてから新しいデッキにして、カードを引きます。つまり、捨て札にしたカードはまた後で引くことができます。
自分のターンが終わったら、次は敵のターンです。敵の行動はカードに書かれています。婚約者ユディスの場合は、「物理攻撃(LP)」と「魔法攻撃(1)」を順番に発動します。物理攻撃(LP)とは、ライフポイントがそのまま物理攻撃力になるということなので、この場合は物理攻撃(3)になります。
デリューゼは防御力がないので、物理攻撃3をそのまま被弾。さらに魔法攻撃(1)も受けてしまい、合計4ダメージも受けてしまいました。
こんな感じで自分と敵で交互にターンを繰り返し……
相手のダメージを0にすることができました。
敵を倒すと、カード下部に書かれている「Rewards(報酬)」をゲットできます。
婚約者ユディスの場合はジェムが2個と……
「事象封録秘本」というアイテム。これは倒した婚約者ユディスのカードを横向きにして、プレイエリアに配置します。事象封録秘本は探索で出てきたカードを1枚だけ上に乗せることができるという効果を持ちます。本来、探索でめくったカードはその場で処理をしなければなりませんが、この事象封録秘本は1枚だけ後回しにして、任意のインタールード中に処理することが可能で、めちゃくちゃ便利。
ジェムとアイテムをゲットしたところで、再びインタールードに移行。ここでジェム1個を使ってライフポイントを3回復できる「食事」を行います。古城にはモギーと呼ばれる謎の生物が生息しており、古城を訪れた者を癒やしてくれますが、対価としてジェムを要求されます。つまり古城を安心して探索するには、ジェムが不可欠というわけです。
さらに残っていた3個のジェムをすべて使って、「強化」を行います。
敵との戦闘の要となるデッキは、最初は初期スキルカードで構成されています。この初期スキルカードは基本的な性能なので、どんどん敵が強くなっていくと対応できなくなります。そこで、より強力なスキルを持つ「強化スキルカード」をデッキに組み込むことで、デッキを強化できます。
「強化」は強化スキルカードの山札から3枚を引き……
そのうちから1枚を選んで、デッキの捨て札の一番上に置きます。今回選んだのは「このターン中に行う物理攻撃と魔法攻撃の値をそれぞれ1回まで+2してもよい」という「昏く煙立つ」というカード。シンプルにカードの値を上げられるのは強いかもしれないと考えて選択しました。なお、スキルカードには白いカードと黒いカードの2種類があり、白いカードは「理性」、黒いカードは「本能」と分類されています。そして、「本能」カードはゲットする時にライフポイントに1ダメージを受けてしまいます。強力なスキルの代償を支払わされることになるので、注意が必要。
回復してデッキも強化して、再び探索を開始。続いてめくって出てきたのは再び敵のカード。「2回連続で敵と戦うと消耗が激しいのでは?」となり、ここは戦闘を回避したい場面。
しかし、逃走を選択するとダメージを1受けてしまうのは痛いところ。そこで、先ほどゲットした事象封録秘本の上に、今引いてきた敵「鈴鳴りの声」を置いて、戦闘を後回しにしました。この場合の「効果の処理」は戦闘することになりますが、「もっとデッキを強化して安心して戦えるようになったら相手してやろう」と考え、「鈴鳴り
の声」には一時的に封印されてもらうことに。
ふたたび探索に戻ってめくると、今度は「繁茂の精霊 ゼフィ」という精霊カードが出てきました。この精霊は、ジェム4個を支払うことで味方につけることができ、戦闘時の最初のターンに防御(4)を発動してくれるというもの。敵の攻撃はほとんどが物理攻撃(LP)で、初撃はどうしても高ダメージになりやすいので、ぜひとも仲間にしたいところ……ですが、直前に「食事」と「強化」でジェムを使い切ってしまったため、見送りに。味方にしない精霊カードは場から取り除くことでジェム2個を得るか、捨て札にしてスルーするかを選ぶことができます。今回は捨て札に回します。
続いて引いたのはイベントカードの「モギーのお茶屋」でした。これは回復と強化ができるめちゃくちゃ強力なカード……ですが、これもやはりジェムが必要。モギーが休憩を提供してくれるのは、ジェムという対価を支払える者にのみ。
モギーのお茶屋を泣く泣くスルーして、次に引いてきたのが「深く潜行するもの」という敵カード。名前の下には「BOSS」とある通り、この敵カードはボスのカードで、このカードを倒さない限り、古城の次の階へ進むことができません。ただし、全然強化されていないので倒すことはできないと判断し、ひとまず逃走することに。
続くカードもまた敵カード。「逃げてばかりじゃライフポイントが減るばかりで、攻略できない!」と考え、戦うことに。永遠の家は自分のターンになるとライフが1回復するので、かなり大変ですが、なんとか倒しきります。
倒すとジェムを1個と、最大ソウルとソウルポイントが1増加します。デリューゼは初期最大ソウルが0なので、ここでようやくソウルポイントが使えるようになりました。ソウルポイントは戦闘時に使うことができ、自分のターンの開始フェイズで1ポイント使うごとに自分のターンで手札を1枚追加で引く「ドライブ」を実行できます。使える手札が多ければ多いほど相手に与えるダメージも増える可能性が増えるので、ソウルポイントはここぞという時に使いたいポイントです。
そして、階層を最後まで引くと、「月光浴」カードが出てきました。このカードが出てきたらまず、ライフポイント全回復の「睡眠」、精霊とソウルを全回復する「祈り」、デッキから不要なカードを取り除いて7枚まで減らすデッキ圧縮が行える「瞑想」、ジェムを支払って最大ソウルとソウルポイントを1ずつ上げる「秘儀」のどれかを1つ選んで実行します。さらに、同じ階層にとどまって冒険するか、次の階層に進むかを選択します。
ただし、次の階層に進むためにはすべてのボスを倒していることが条件。今回はボスから逃げてしまったので、同じ階層にとどまることしか許されません。なお、同じ階層にとどまる場合は自分の最大ライフポイントを2減らし、階層の捨て札を裏向けにシャッフルして再び月光浴カードの上に重ねる必要があります。同じ階層にとどまることで、ジェムがなくて仲間にすることを断念した精霊やイベントにも再会できますが、最大ライフポイントが2も減ってしまうのはかなり厳しいハンデになります。
そして、再び古城の1階を探索すると、いきなりさっき避けたボス「深く潜行するもの」に遭遇。「もうここで倒さないと、また最大ライフポイントが減るのは無理だろう」と考え、戦闘に突入。最初のターンで1のダメージを与えると、相手のライフポイントは8に。敵のライフポイントが8あるいは12になると、スタンが発生して相手は攻撃できなくなります……が、「深く潜行するもの」は「この敵の最初のターンまで、この敵の防御力は+1される」という特殊行動をスタン時に実行するのが凶悪。
奮闘しましたが、大きなダメージを与えることができず、あっという間にライフポイントは0になってしまい、ゲームオーバーになってしまいました。
とにかく強化をしないと強力な敵が倒せず、強化をするにはジェムが必要で、ジェムを得るためには敵を倒さなければならず、敵と戦闘を重ねるとあっという間に体力が減っていく……という感じでライフポイントがみるみるうちに減っていくので、リリース元のDomina Gamesが「超難関」と銘打つのも納得の難度に仕上がっています。ルール自体は非常にシンプルで分かりやすく、序盤はダメージを受けてでも敵から逃げることも戦略的に重要。ただし、絶対に無理!というほどではなく、カードの引き運だけではなく戦略も展開を左右するギリギリの難度に設定されている印象です。
「ソロだと難しいけれど、2人プレイで強力すればいけるのでは?」ということで、編集部員2人でプレイしてみました。
妹のミルミアは姉のデリューゼを大好きなあまり、古城にまで勝手についてきたという設定。最大ソウルが0だったデリューゼと異なり、ミルミアは最初から最大ソウルが2あり、ライフポイントを2まで使えます。
例えば、ミルミアが自分のターンで、剣戟(けんげき)と斬撃のカードを引きました。しかし、これでは敵に与えるダメージが少ないと考えたミルミアは……
ソウルポイントを使って追加で1枚の手札を引いていたので、3枚目のカードを出すことができました。
合計3のダメージを与え、さらに自分以外にも攻撃できる相手がいることで、ライフポイント5程度の敵なら問題なく倒せます。
今回引いたイベントカード「血の祭壇」はジェムの対価なしにライフポイントを回復できるというカードで、その場で取り除いて最大ライフとライフポイントを1追加するか……
手元に置いておいて、好きなタイミングで取り除いてプレイヤー1人のライフを6回復するというもの。今回は手元に置いておくことにしました。階層に加えるダンジョンカードは全体の半分だけで、ダンジョン1階カードの場合は20枚中10枚だけが階層になるので、プレイするたびにカードの構成が変化するというのがポイント。
さらに、ソロプレイ時からの反省を生かし、精霊を味方につけました。この精霊は物理攻撃を1ターンに1度だけ魔法攻撃に変えてくれるという「没我の精霊 ホローネ」で、比較的攻撃力の高い物理攻撃を魔法攻撃にすることで、相手の防御力を無視して大ダメージを与えるという戦略です。
デリューゼは物理攻撃主体なので、この読みは大きく当たり、ボスの「暁の凱旋」を難なく倒すことができました。
そして探索はスムーズに進み、あっという間に月光浴カードに到達。ボスは先ほど倒した「暁の凱旋」のみだったため、なんと次の階に進むことができました。
次の階層は、月光浴カードの上にダンジョン2階カード10枚のうち5枚を乗せて構成します。
2階で出現する敵は、1階で出現した敵よりも変則的だったり強力だったりします。
そのため、ジェムを集めてはしっかりと強化を重ね、デッキをアップグレードしていきます。
2階で出現したボスはライフポイントが13もある「さよならの偽典」。倒せば報酬としてジェムを4個ももらえるばかりでなく、プレイヤー1人の最大ライフが1回復し、さらにライフポイントも3回復するというおまけもついており、ここはぜひ倒しておきたいところ。
ここでミルミアが、ソウルポイントを消費して追加の手札を引くドライブを実行し、攻撃に攻撃を重ねていきます。「昏く煙立つ」は物理攻撃と魔法攻撃それぞれを1回ずつ+2できるので、以下の場合は「剣戟」で物理攻撃(3)と防御(2)、「踊り打ち」で物理攻撃(1)と防御(2)、銀弾で魔法攻撃(4)。「さよならの偽典」が受ける物理ダメージは合計で2、魔法攻撃が4で、一気にライフポイントを半分近くに減らすことができました。
さらに階層も進み、カードも強化されていきますが……
第3階層にはボスしか出てこなくなります。
デッキは十分に強化され、1ターンで大きなダメージを与えることができますが……
なんと第3階層で遭遇したボス「誰よりも輝く星」はスタン状態でもライフの半分だけの物理攻撃を繰り出すという強力なスキルを持っていました。
ただし、スタン状態にすれば物理攻撃によるダメージは通常時よりも確実に減るので、ライフポイントを12から8にきっちりと減らせるように、カードを出す順番を調整しながら考えます。
2人で相談しながら、強力なカードでずばずばと攻撃したことで、「誰よりも輝く星」をあっさりと倒すことができました。
「これは余裕でクリアできるんじゃないか?」と安心して再び第3階層を探索して出てきたのが、救済者ユディス。なぜか天使のような見た目に変わって再登場したユディスに、「お前……デリューゼを追いかけてきただけの婚約者だったのでは?なぜ天使に?」と姉妹そろって混乱してしまいました。
しかも、婚約者を自称していたくせに、1度のターン中に物理攻撃(LP)と魔法攻撃(2)の二段構えで攻撃してくるという高い殺意を見せつけてきます。
先攻はライフポイントの高いデリューゼから。初撃だけがとにかく重いので、防御カードさえ引いてくれれば……と祈りましたが、手札はこんな感じ。ドライブをしたくても、ソウルも精霊も使ってしまったため、手札をさらに引くことができず、デリューゼは「だめだ、終わった……」と諦めの声を絞り出します。
救済者ユディスは防御力1なので、物理攻撃(2)と物理攻撃(1)で合計ダメージは1。ライフポイントが8になってスタン状態になったので、攻撃を免れてなんとか生き延びます。
ミルミアはドライブで手札を追加して、攻撃を重ねます。
これでユディスに大ダメージを与えることができましたが……
その後、デリューゼはまたしても防御カードを引くことができず、倒されてしまいました。デリューゼのライフポイントが0になったので、第3階層でゲームオーバー。2人プレイは初めてということで、プレイ時間はおよそ1時間半かかりました。なお、ダンジョン階層は4階まであり、全てクリアするとエンディングを迎えられます。
実際にプレイしてみて、2人プレイでも難度は高めですが、協力してお互いに助け合える点でソロプレイよりは少し易しいかも。それでもカードの引き運が悪かったり、行動の選択を間違えると一瞬で窮地に追い込まれるケースもあります。デッキ構築型のゲームなので、強力なカードをデッキに組み込んでは圧縮を行うことが基本になりますが、「ソウルポイントを使ったドライブで手札を追加して引く」ことも重要で、カードの構築だけではなくジェムとソウルをどう管理するかも戦略の肝となります。ダークな世界観はしっかりと作られており、苦労して階層をクリアした時の達成感はかなりのもの。階層のカード構成はプレイのたびに変化するので、リプレイ性が高いのもうれしいポイントです。
「Lemures」はAmazon.co.jpで取り扱われており、記事作成時点で税込3520円で注文可能です。
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