株式会社TOSEIは、コインランドリー敷布団専用乾燥・リフレッシャー「FRDG 150C」の来夏発売を予定している。発売に先立ち、TOSEI展示会が開催された。同展示会では、最新の敷ふとん専用リフレッシャーに加え、新たにタッチレス洗濯乾燥機、靴洗濯乾燥機、その他トラベル衣類圧縮パック、大型ベルト式真空包装機、レトルト殺菌機を展示し、実際に体験する時間もあった。
■約4000億円の市場が残されている – TOSEI 執行役員 塚本氏
展示会は、株式会社TOSEI 営業統括責任者 執行役員 塚本広二氏の挨拶から始まった。
同社は1950年創業以来、業務用クリーニング機器と真空包装機の製造・販売を手掛けており、コインランドリー向けの大型洗濯乾燥機や集中精算機など、業界初の製品を複数生み出してきた。
国内の自社工場ですべての製品を製造していることから、時代のニーズに対応した高品質の製品を機動的に提供できることが強みだ。品質や製品力などが支持され、業務用の大型洗濯乾燥機と卓上型の真空包装機の分野では国内シェアNo.1※を誇る。
※2021年4月自社調べ
塚本氏によれば、コインランドリーの出店は右肩上がりであり、現状1300億円の市場規模がある。注目すべきはふとん洗い市場であり、約4000億円の市場が残されていると予測される。そうした状況を踏まえ、同社はコインランドリー敷布団専用 乾燥・リフレッシャー「FRDG-150C」を来夏発売予定だ。
「FRDG-150C」は、コストが高く、また当日持ち帰りが難しかった敷布団のクリーニングを、独自開発した仕上げ方法「高温スチーム除菌・脱臭・消臭・乾燥」に置き換えることで、最短15分で持ち帰り可能という大幅な時間の短縮を実現した。今まで数日〜2週間かかった敷布団のクリーニングの常識を大きく変えるものだ。
また、衛生面からも高温スチーム、高温乾燥により敷布団への除菌効果、花粉やダニなどによるアレルギー発症のリスクを抑えるなどの効果が期待できる。高温の空気を乾燥機内に充満させるだけでなく、山型の台車に吸い込む際に布団を通過させるため、従来の自社ドラム型乾燥機と比べると乾燥時間を1/9へ大幅に短縮させることができた。
展示会では、業務用大型選択乾燥機だけでなく、卓上型の真空包装機も展示されていた。
新サービス「スマートパック」は、今までの真空・圧縮包装機の用途にとらわれず、新ビジネスを提案している。
たとえば、宿泊施設では、主張や旅行で使用した衣類を圧縮して、キャリーケースの空きスペースを確保したり、枕やタオルの備蓄・保管にも役立てたりすることができる。
旅客業では、四季が異なる海外への旅行にかさばる衣類を圧縮できるため、運賃やロッカー代などの削減につながる。
なお、同社は現在、東京都の科学技術館イベントホール8号館にて、単独での展示会を実施しており、新製品「FRDG-150C」も展示中だ。展示は明日(2021年12月2日)まで。
YouTube:https://youtu.be/3PZiNWonh58
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