2020年3月に死去した志村けんさんの半生を描くドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」(フジテレビ系)について、主演の山田裕貴さん(31)の脇を固めるドリフメンバー4人の配役が2021年11月10日に発表された。
故・いかりや長介さん役には遠藤憲一さん(60)、高木ブーさん(88)役には加治将樹さん(33)、仲本工事さん(80)を松本岳さん、加藤茶さん(78)役には勝地涼さん(35)が選ばれたが、このうち、加藤さん役について、相反する声がネット上で拮抗しているのだ。
「キャスティングした人、お見事!」期待の声も
ツイッターでは発表後、「勝地涼くんがカトちゃんの役か。ハマり役の予感」と、加藤さん役を務めるのが勝地さんであることを喜ぶ声が出た。同様の声は他にもあり、「カトちゃんに勝地さん!二人のコンビ、めちゃくちゃ楽しみ」と、山田さんとの掛け合いに期待するツイートもあった。
一方、「カトちゃん役は菅田将暉にすればよかったのにね」「加藤茶が、菅田将暉くんなら、さらに神ドラマになっていた」「加藤茶の役は菅田将暉じゃないのか···残念」など、菅田将暉さん(28)の名前を挙げつつ、より適任であると推す声も。
実は、加藤さん役をめぐっては、ドラマの放送決定が発表された直後から菅田さんを推す声が出ていた。若かりし頃の加藤さんの顔立ちが、菅田さんにそっくりとされることが理由で、菅田さん以外は考えられない、とするユーザーも出ていた。
とはいえ、ドラマの配役は見た目以外の要素も加味されるのは当然のこと。このため、
「勝地涼って絶妙だよな。加藤茶と顔が似ている菅田将暉の起用を期待していた人達の怒りや落胆を最小限に留め、且つ端正な顔立ちなのに三の線ができる芸達者な役者。 キャスティングした人、お見事!」
と、配役に納得したとの声も上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)