無免許事故の都議 辞職意向なし – ABEMA TIMES

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 9日、無免許で車の事故を起こすなどして書類送検され、公に姿を見せていなかった東京都議会の木下ふみこ都議が7月の再選後初めて登庁した。

【映像】木下ふみこ都議「選挙期間中から不眠、ストレスがあった」

 記者団の取材に対し、木下都議は「ご迷惑かけて申し訳ない」と謝罪。「今後は車等の運転はしない。車は処分した」と語った。

 また、都議会の辞職勧告決議については「重く受け止めている」とした上で「厳しい批判受ける一方で、ぜひ続けてほしいという声もあった。償うべき罪を償った上で、失われた信頼を回復していくのは厳しい道のりであることを覚悟しているが、一つ一つこれからの議員活動の中で答えを導き出させていただければと思っている」とコメント。辞職しない意向を示した。

 3カ月間議会に来られなかった点については「選挙活動の期間から不眠、ストレスなどで体調不良があった」と心身の不調を告白。また、事故を起こしたことで、その状況が厳しくなり「よく寝られない日々が続いたり、食べ物が口を通らない日があったり、手がつかないようなイライラ、不安があった。寝ずに頑張ると高揚してハイテンションになるような、尋常でない状況が続いた。診断書をもらい薬を処方されている」と現在の状況を語った。

 さらに、休んでいた期間に支給された合計192万円前後の議員報酬について「既に表明している通り受け取るべきではないという考えの中、返納もできないので、寄付先を選定してすでに寄付をした」と報告。その上で「政務活動費を月々50万円支給されているが、議員から請求しない限り返納される仕組みになっている。総額150万円について私の方から請求することはありません」とした。(「ABEMA NEWS」より)