寒くなって参りました。家に帰る途中でコンビニにて、肉まんでも買って食べたいところですね。記者はずっと家にいるので、わざわざ家から出て寒い思いをしながら買いに走る必要がありますが。
まあなんにせよ、この時期、肉まんは欠かせない。ローソンでは2021年10月26日より見た目は真っ黒、中身は真っ赤な『スパイシーレッド肉まん』が登場した。こりゃあ、さっそく買いに行かねばなるまいよ。
・夜空に溶け込む肉まん
『スパイシーレッド肉まん(税込230円)』は上記の通り、ビジュアルが真っ黒だ。記者が足を運んだ店舗はこぞって、こちらの肉まんが売り切れ状態。朝イチで買いに行けなかったためかと思うが、値札はあるものの商品はなし。
店員さんによると、蒸すのに約50分かかるとのこと。一度売り切れてしまえば、次の商品を出すまでに時間を要するようだ。コンビニ肉まんも大変である。
そんなこんなで、10軒ほどまわっただろうか。やっと出会えた頃には、外は真っ暗になっていた。やっと出会えたね記念にと、店外に出て写真を撮ろうとしたが、黒い肉まんは夜空に溶け込んでしまった次第。
夜道で肉まんを食べていることを悟られたくない場合は、最適な肉まんであるかもしれない。まあ、匂いでわかってしまう気がしないではないがな。
そして、ようやっと手にしたソレを持ってみると、気が付くことがある。ちょっとデカいというか、ちょっと重いのだ。驚くほど……という訳ではないが、なんとなくそんな気がする。
試しに通常のジューシー肉まん(140円)と比べてみよう。重さも明らかに違うが、大きさもひと回りビッグであることがわかる。
公式サイトを見てみると、どうやら重量が約1.5倍あるそうだ。なにやら、とてつもないパワーを秘めてそうな肉まんであるが、中からは何が飛び出すのだろうか。
・そこそこ辛いよ
半分に割ってみると、肉まんらしい香りが鼻をつく。色は前触れ通りの赤さだ。どことなくハロウィンっぽいなと思ったら、敷き紙がハロウィン仕様になっていることに気付く。やはり……!
気になる味はというと、結構辛い。通常の肉まんに辛味を付け加えた感じだ。なんでも、チリペッパーとレッドペッパーで辛さを付与しているらしい。
肉まん生地自体も、通常のものと大きな差はないように感じる。というか正直、具の辛さに押されて生地は味を頑張って感じようとして、ようやく感じられる程度だ。
辛いものに弱い人が丸々ひとつ食べるには、ちょっと厳しいかもしれない。まあ、辛いものに耐性のある記者にとっては朝飯前だが、それでも「おやっ」と思うレベルであった。
これは2人でひとつ買って、仲良く分け合うなどして食べると会話も盛り上がるしで楽しいかもしれない。アツアツをふたりでフーフーするがいいさ。
そんな『スパイシーレッド肉まん』の名前通りと言えばそうだが、それでもなにが出て来るかわからないワクワク感が詰まった一品だった次第。期間限定商品なので、見つけたらひとつお試しあれ。
参考リンク:ローソン「スパイシーレッド肉まん」
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.