衆院選 自民はギリギリの戦いに – 早川忠孝

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自民党にとってはこれ以上負けられない、というギリギリのところに来ているのかも知れない。

減らしそうな議席数が20から30の間くらいかな、という話だったが、50議席あまり失いそうだ、などという話も出て来ているから、自民党の選対は気が気でないだろう。

しかし、最悪でも政権の維持は出来るようだ。

維新や国民民主が健闘しているようだから、いざとなれば維新や国民民主に協力を求めることである。
綱渡りのような心境かも知れないが、政治に一定程度の緊張感が出て来ることは悪いことではない。
少なくとも、今回の衆議院選挙を経験した人たちは、ずいぶん謙虚になるはずである。

ご自分の足元は大丈夫なのかな、と心配されている幹部の方もおられるが、ご自分の選挙区に張り付いたままで他の候補者の応援演説には出向けそうにない、などということになっては、選挙が終わった後大きな顔は出来なくなる。

内心の不安はあっても、ここは平気な顔をして他の候補者の応援に駆け付けられることだ。

しかし、まあ、こういう難しい選挙はあまりしたくないものだ。