知らずに違反していたかも!? エレコムのWi-Fi 6中継機の「離れ家モード」ってなんだ?

GIZMODO

見落としがちなWi-Fiの落とし穴。

無線でつながって便利なWi-Fi。最近はメッシュWi-Fiで家中のWi-Fiの死角をなくすといったアプローチが人気ですけど、単純に電波を遠くまで届けたい!といったニーズにはWi-Fi中継機という選択肢もあります。

エレコムの「WTC-X1800GC-W」はもそうした類の中継機。電源にぶっ刺すタイプで設置がお手軽なのに加え、Wi-Fi 6への対応によって、実測値で旧規格品の約2.5倍の速度で接続できるとのこと。

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Image: ELECOM

これだけなら普通のちょっといい中継機なんですが、この製品の最大の特徴は「離れ家モード」へ対応しているんです。え? 離れ家モードってなんだ!?

Wi-Fiを離れ家で使うと、実は電波法違反に

Wi-Fiは障害物や空間を超えて届くので、母屋を超えて屋外や離れ家、ガレージなどでも使いたくなりますが、これはNGの場合もあります。エレコムによると、

母屋とつながっていない離れ家との通信は「屋外利用」として扱われるため、屋外利用禁止の電波も使う従来品では電波法違反になる可能性がありました。

本製品は屋外利用が認められた電波帯域のみで動作する「離れ家モード(特許出願中)」を搭載し、同環境でも安心してお使いいただけます。

とのこと。

なるほど、この中継機では「離れ家モード」として、屋外利用が認められている帯域だけを利用するモードにより、この離れ家で使えない問題をクリアにしているってわけですね。これなら安心してWi-Fiを受信できますねー。

…って思ったんだけど、よくよく見たら気になる1文を発見。

「離れ家モード」接続においても屋外での利用は電波法違反になるおそれがあります。

どっちやねん!

Source: エレコム

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