「Windows 11」新プレビュー、Defender for Endpointのランサムウェア対策を強化

CNET Japan

 Microsoftが「Windows 11」の2つのプレビュー版を「Beta」チャネルに公開した。「Microsoft Defender for Endpoint」のランサムウェア防御の改善が中心だ。

 Windows 11のBetaチャネルの最新ビルドとして、新機能が提供される「Build 22622.450」と、機能がデフォルトではオフになっている「Build 22621.450」の2つが公開された。いずれも修正や改善はなされており、今回は大きな違いがないようだ。

 同社は公式ブログで、「Microsoft Defender for Endpointがランサムウェアや高度な攻撃を発見して阻止する能力を強化した」と説明している。

 Defender for Endpointの強化に関するMicrosoftの説明はこれだけだ。Defender for Endpointは、エンタープライズにおける、高度な脅威の阻止、検出、調査、対応のためのエンドポイントセキュリティソリューションだ。

 今回のWindows 11プレビュー版ではほかに、低帯域幅や混雑したワイドエリアネットワーク(WAN)におけるストレージレプリケーションが改善されている。また、「Server Message Block Compression」(SMB圧縮)を設定していると、サイズに関係なくファイルが圧縮されるようになった。

 「Microsoft Edge」をIEモードで使用する際の問題、CPUを大量に使用するプロセスの問題、タブレットモードのバグなども修正されている。

 また、Microsoftは「Windows Subsystem for Android」(WSA)のアップデートの8月版も米国向けWindows Insiderチャネルで公開しており、こちらはWindows PCでAndroidゲームを使いたい人のための改善が中心だ。ゲーム向けのアップデートとして、ジョイスティックでプレイするゲームの互換性、ゲームパッドの互換性、ゲームの際に矢印キーで狙う場合の互換性、ゲームの際に矢印キーでスライドする場合の互換性について、「設定」アプリが改善されている。

 また、スクロール、ネットワーク利用、ウィンドウサイズ調整、セキュリティなども改善されている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

Source

タイトルとURLをコピーしました