ここ数日でめっきり寒くなってきた。
寒い夜に仕事から帰ってきたとき、ついついコンビニで買ってしまうものといったらそう、おでんだ。
筆者の育った家庭ではおでんが出るときはおにぎりや炊き込みご飯など、おでんとごはんがそれぞれ単体でも成立するような献立が組まれていた。
「これがあればごはんがすすむ!」というものをおかずと定義するならば、おでんはおかずではない、というのが個人的な見解だ。
でもたまごでとじてみたらどうだろう。ごはんがすすむ料理に変身するんじゃないか。
ということでホットスナックの隣にいるあいつら、おでんをたまごでとじていく。
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今回はセブンイレブンのおでんの中から大根、はんぺん、ちくわぶの3種類を選出した。
牛すじ串の文字が目に入ったが、ぐっとこらえた。やらなくてもおいしいってわかるから。
レジで店員さんに「おでんのつゆの量はいかがいたしますか」と聞かれ、普通と答えた。
具材が浸るくらいの量を想像していたが、確認してみるとカップのちょうど半分くらいだった。普通ってみんなの中でそれぞれちがうもんね。
このおでん丼のいいところはただ温めてたまごを入れるだけで完成するところだ。
出汁はもともとあるから作らなくていいし、具材は各自で適当にお箸できればいい。
おでんだけだと足りなさそうだけど料理はしたくないときによさそうである。
お家で作ったおでん最終日なんかにも最適じゃないか。今度試そう。
大根からじゅわっと染み出るお出汁とたまごのまろやかさが口の中を幸せにしてくれる。
おでんとごはん個々の良さを引き立てあいながら、たまごが一体感を演出している。
驚いたのがはんぺんのおいしさ。
タラの味がしっかりしていて、ほんのりとした甘みがある。
たまごとじにすることで黄身のコクとはんぺんが出会ってしまい、おいしいとしかいいようがない。
しゅわっと消えていく食感もたまらない。
セブンイレブンの公式サイトを見てみるとどうやら地域によってはんぺんの種類が異なるらしい。
「かまくらふんわりはんぺん」と「ふんわりはんぺん」と「ふんわりかまくらはんぺん」の3種類が確認できる。
今回筆者が食べたのはかまくらふんわりはんぺん。
微妙に栄養成分も違うので味わいにも差があるのかもしれない。食べ比べてみたいものだ。
たまごでとじラー月餅の活動記録
コンビニのホットスナックを卵にとじては丼にしていくライター月餅さんの記録です。