有料レビューを行っていた疑いでAmazonからBANされていた企業の一部が、ブランドを偽ってAmazonで販売を再開し、再びBANの憂き目に遭っていたことが明らかになった。
これは「The Verge」誌が伝えたもので、見つかったのはRavPowerそっくりの「Rav」、TaoTronicsそっくりの「Taotronic」などで、オリジナルそっくりの写真を使いつつ、ブランドロゴだけはレタッチによって削除されているのが特徴。同誌では実際に製品を入手して確認したうえで、Amazonに問い合わせたところ、製品ページは間もなく削除されたという。同誌の取材に対してAmazonは、該当のブランドについて禁止措置を取ったことを明らかにしたうえで、今後も同様の行為を発見した場合は適切な措置を講じるとコメントしている。これらのブランドは今も米国のAmazonでの販売が再開されておらず、今回の一件を通じて、販売再開はさらに遠のいたとみてよさそうだ。ちなみに日本のAmazonでも、RavPowerに酷似したノーブランド製品が出品されており、同様の措置が取られるのも時間の問題と言えそうだ。