必要? GoToトラベル再開に反対 – かさこ

BLOGOS

自民公明政権も知事会もGoToトラベル再開政策を掲げているが、そんな愚かな政策はやめるべきだ。なぜならGoToトラベルなどしなくても、すでに旅行予約は順調だからだ。

私は旅行しまくっているので、GoToトラベル再開したら恩恵を受けまくるけど、さすがに今からGoToトラベルはいくらなんでもあり得ない。

2020年のGoToトラベルには大きな意義があった。2021年より感染者数も死者数も少なく、コロナは日本社会全体ではたいしたことなかった時期に、冷え込んだ旅行需要を喚起するためにGoToトラベルは素晴らしい政策だった。

これ、未だ勘違いしている人多いけど、GoToトラベルは金持ち旅行者優遇政策ではない。飲食店と同様、大打撃を受けている観光関連にたずさわる人たちを救うための施策なのだ。

金持ちを優遇しているのではなく、コロナで売上激減した観光業者を税金で全額助けずに、旅行する人に約7割負担させて助けるという非常に賢い政策なのだ。

しかし今はもう必要ない。ワクチンも打ったし治療薬も出てきているし、何より感染者が激減していて「我慢していた旅行に行くぞ!」と思っている人がわんさかいる。そこに喚起策は必要ない。

もし旅行関連でやるとするならむしろ旅行をキャンセルした場合の補填政策の方がまだいい。

たとえば感染が拡大してきたので旅行をやめたいけど、キャンセル料がかかるから行っちゃって感染拡大させたってならないように、感染拡大懸念で旅行をとりやめるならキャンセル料を補填するとか、もしくは自身の体調が悪いのにキャンセル料がかかるから無理やり旅行に行っちゃって、実は感染していて広げちゃったみたいなことを防ぐために、体調不良で旅行をやめるならキャンセル料を補填するとか。

こうした政策なら旅行予約しやすくなるし、かつ感染拡大時や体調不良時に、キャンセル料かかるから旅行やめずに感染拡大させたみたいな事例を減らせるはず。

でももはやそんなこともしなくていい。もう旅行業界はワクチン接種で国や自治体が貴重な税金使わなくても、国民が金を使ってくれるはず。そんな無駄金に税金を使うぐらいならPCR検査を無料にするとか、仕事や家を失った生活に困っている人に手厚い支援をするなどに回した方がはるかにいい。

自民公明政権だけでなく、知事会までもがGoToトラベル再開と主張しているのに驚く。今そこ必要?必要ないでしょ?国民はばんばん旅行行くムードになっている。そこに貴重な税金使う必要はないし、そもそもこれからコロナがなくてもインフルエンザが大流行するかもしれないやばい冬がくる。何も冬にGoToトラベルをやる必要はない。

私は旅行しまくっているので、GoToトラベル再開の方がめちゃめちゃ恩恵受けるけどそんな私でも今はそんなことに金使っている場合じゃないと思う。

でもなぜ政治家がGoToトラベル再開を検討しているかって、それだけめちゃくちゃいい政策だったということ。国が売上減を全額負担するような支援策じゃなく、税金で3割程度負担するだけで、あとの7割は国民が金を使ってくれて経済活性化をしてくれる。税金のコスパが非常によく経済活性化につながる良策だったことが2020年でわかったからだ。

でもそれは本当に旅行業界が困っている時にやるべきで、GoToトラベルなんかやらなくても旅行行こうぜってなっている時期にやる必要はまったくないと思う。

そんなことより貴重な税金は、生活に困っている人や検査費無料などに使うべきだと思う。

*というわけでみなさん!10月は旅行の大チャンスですよ!11月12月になるとリバウンドだとか冬のコロナ、またはインフルエンザで旅行に行けるような雰囲気ではなくなる可能性もあるので、GoToトラベル再開なんか関係なく今こそ旅行を!

沖縄旅行ガイドブック〜トラベルライターおすすめ旅行地42紹介
Amazon(アマゾン)
300円

奄美大島&加計呂麻島旅行ガイドブック!トラベルライターおすすめスポット47紹介〜世界遺産登録予定
Amazon(アマゾン)
350円

タイトルとURLをコピーしました