はなまるうどん が、2021年9月14日から面白そうなフェアを始めた。その名も「肉で麺を喰らう 肉肉フェア」。公式HPによると、「はなまる史上ボリュームNo.1」だそうだ。ほほう、史上最高のボリュームを誇る肉うどん とな。
「肉肉フェア」という脳筋じみたネーミングセンスはともかく、肉も うどん も量は多いに越したことは無い。これは食べてみるしかないだろう。
・牛と豚
フェアで登場した新メニューは「ねぎ玉牛盛りうどん」と「 ねぎ豚生姜うどん」。お値段は、それぞれ小サイズが税込み690円と590円。プラス110円で中サイズに、中サイズにプラス120円で大サイズも選べる。
今回はテーマ的にもボリュームこそ全てだと思うのでどちらも大サイズをオーダー。
まずは豚の方から食べてみよう。肉がテーマだと思っていたが、ネギも相当盛られている。肉とネギの厚い層がうどんを覆い隠している。そして生姜。
牛肉とネギには出汁の効いた つゆ がかけられている。見た目的になんとなく予想はしていたが、生姜がしっかり効いていて体が暖かくなる。肉の量は、かなりアバウトな感覚で申し訳ないが、だいたいその辺の牛丼屋の大盛りと同じくらいだと思う。
食べてみると、なるほど、このボリュームはかなりのものだ。味自体はさっぱり気味。肉とネギと麺の量に対して、つゆの量が足りてなかった感があるが、その辺は調理した人次第だろう。スタッフさん、このメニューには つゆ を多めにかけた方が良いと思います。
味にクセがなく、けっこうなボリュームのわりに食べやすい。豚肉うどんを腹いっぱいに食べたいという方はハマるだろう。
・牛盛りは油断ならない辛さ
お次は「ねぎ玉牛盛りうどん」だ。
実はこのメニューには、別の容器に生卵がついてくる。テイクアウトの場合は温玉だ。それをうどんに投下したのがこちら。
肉の量は豚と同じくらい。そしてネギも相変わらずたっぷりだ。
食べてみると、真っ先に来るのは「辛い!」という感想。これは全く予想していなかった。確かにメニューには「ピリ辛ラー油」と書かれていたが、このパンチ力はとってつけたような「ピリ辛ラー油」の表記で想定するであろう程度を超えると思う。
本格的な辛さ……というほどではないものの、ピリ辛以上本格派未満みたいな感じ。辛いのが苦手な人でもイケなくは無いと思うが、ガチでNGという人は気を付けた方が良いだろう。
両方に通じて言えるのは、ボリュームは確かにかなりのものということ。大サイズは2人前弱くらいの量があると思う。ただし、「肉肉フェア」というほどの肉の量があったかというとその辺は何とも言い難い。
むしろ、ほど良い肉の量にガッツリと入ったネギで、非常にバランスよくまとまっているという感想を抱いた。普通に「ウマい新作肉うどん」みたいな感じだ。片方はさっぱり気味な豚で、片方はピリ辛な牛。肉の量だけを求めていくと少し拍子抜けするかもしれないが、新作としての出来がいいので売れると思う。是非食べてみてくれ!