【Apple Watch 7まとめ】今までで最大のリデザイン #AppleEvent

GIZMODO

情報量ましまし!

生産遅れのせいで発表されないかもって噂もありましたが、Apple Watch Series 7(以下Series 7)、無事に今日発表されました。そして今回Series 7は、2015年のApple Watch誕生以来最大のリデザインとなってます。

大きく、頑丈に

漏れ伝わってた情報の多くは当たってました。Series 7はこれまでより大きくなり、小さいほうが41mm(元は40mm)、大きいほうが45mm(44mm)になります。さらにベゼルもより細くなったので、画面サイズがぐっと大きくなりました。明るさも70%向上してます。

画面が大きいってことは、フルキーボードもおさまるし、アプリの中のボタンも大きく、通知の中身ももっとたくさん読めます。コンプリケーションの情報量もさらに増やせます。噂と違ってたところでは、エッジがフラットになるって話があったんですが、実際は丸みを帯びたままです。

Appleいわく、Series 7は今までで一番頑丈なApple Watchで、ディスプレイの耐亀裂性能は高くなり、IP6X認証で粉塵にも強くなりました。色展開も引き続きカラフルで、新色が5色追加されてます。

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Image: Apple

あとはサイズが大きくなるって噂があったので、今までのバンドが使えなくなるんじゃ?って心配してた方、ご安心ください。以前Apple Watch Series 4でサイズが大きくなっても大丈夫だったように、Series 7でも今までのバンドが全部ちゃんと使えます

Series 7にはS7チップが搭載されましたが、それによって検知できる健康系データが増えたりはしてません。ただSeries 7では、Apple Watchファン待望のバッテリー増強がありました。それでもAppleいわく18時間なのでFitbitとかにはまだ及びませんが、8分で8時間相当の急速充電ができ、通常の充電もSeries 6より33%速くなるのも併せて、ありがたいアップデートです。あ、ちなみにこの高速充電は、USB-Cの新しいケーブルを使った場合みたいです。

watchOS 8やFitness+による新機能

Series 7には、マインドフルネスに重点を置いたwatchOS 8が搭載されます。従来の「呼吸」に似た「リフレクト」セッションが追加され、ワークアウトの種類としては太極拳が加わり、ピラテスでのデータ測定もより正確になります。文字盤も「ポートレート」などが追加されてます。それから自転車乗りにうれしい機能として、自転車での転倒検知機能と、サイクリング開始の自動検知機能も入ってます。

あとは(日本にはまだ来ないんですが)Fitness+もアップデートされ、瞑想のガイドやピラテス、ウィンタースポーツの準備運動、グループワークアウトなどが追加されました。今年の新機能は全体に控えめですが、来年にはもしかしたら体温センサーなど、さらに進んだ健康系機能が入ってくるという噂です。

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Image: Apple

今回フラッグシップとしてのSeries 7が発売されても、廉価版のApple Watch SEとSeries 3も引き続き継続です。価格は据え置きで、Apple Watch SEが279ドル(約3万1000円)、Apple Watch Series 3が199ドル(約2万2000円)、Series 7は399ドル(約4万4000円)からです。廉価版としては、前々からお伝えしてるようにApple Watch SE一択で、安いからってSeries 3を買っちゃうのはほんとにやめたほうがいいです。

実際買えるのは「今年秋」とされていて、いつものタイミングよりやや遅れそうな雰囲気です。

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