こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
今日は朝から残念なニュースが流れておりました。
やはり希望者が殺到…まだまだ若者は「打たない」のではなく「打てない」ということがよくわかります。予約なしは素晴らしい試みですが、早朝からの行列が続くようなら運用改善が必要です。 https://t.co/WFAyJVANKR
— 音喜多 男性育休取得中(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) August 27, 2021
東京都が肝いりでスタートした、若年層向けの「予約不要」ワクチン接種センター。この試み自体は悪くないものだと思います(もう少し上の年代から段階的に行っても良い気はしますが)。
ところが予想通りと申しますか、住んでいる自治体で予約が取れない若者が早朝(深夜)から列をなして殺到。正午スタートにもかかわらず、朝7時半の段階で受付中止というお知らせが出されました。
まあ初日に人が殺到するのは一定程度しかたないとして、用意されていたワクチンはなんとたったの200…!
想定しておくべき数が桁違いでしょとしか言いようがありません。
本日からスタートした渋谷・若者ワクチン接種センターに希望者が殺到、早々に受付終了した件、ご迷惑をおかけしました。想定を超えた理由として「接種をためらう若者が多いということだったので」とのことだが、認識がズレている。まだまだ打ちたくても打てない若者がほとんど。枠の拡大を検討します。
— おじま紘平(東京都議会議員・練馬区) (@ojimakohei) August 27, 2021
この事態を招いた理由が「接種をためらう若者が多いと思っていたから(そんなに来ないだろう)」というのですから、開いた口が塞がらないとはこのことです。
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今回の件で何が一番恐ろしいかと言えば、これまで小池百合子知事は再三に渡って
「感染症対策はとにかくワクチン」
「若い世代の接種が進んでいないので、みなさん早く打って」
とあたかも若者がワクチン忌避をしていることが感染拡大の要因かのように言っていましたが、どうやらそれはマジでそういう認識だったということです。
言うまでもなくそれは間違った認識であり、多くの自治体では若年層を中心に打ちたくても供給が間に合わず打てない人が溢れている状況なわけで、つまり完全に間違った認識に立った上で東京都の感染症対策は現在進行形で行われているということを意味します。
それにしても渋谷の件で、打たないのではなく打てない若者が多いことはハッキリしたわけで、接種促進キャンペーン事業の10億円、特に「接種をためらう若者に接種を促すPR費用」7.5億円というのはマジで意味がないのではないかと思います。その予算であと何ヶ所か接種センターを設けた方が絶対に良い。
— おじま紘平(東京都議会議員・練馬区) (@ojimakohei) August 27, 2021
そりゃ、若者の接種促進キャンペーンに10億円という、意味不明すぎる予算がつけられるわけです…。
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都政与党(都民ファ)の議員も公然と疑問を呈していますから、さすがにこれらの施策は何らかの形で撤回されると思いますが、とにかく小池知事および東京都担当局には誤った思い込み(希望的観測?)を一刻も早く捨ててもらわねばなりません。
そして小池知事のやるべきは、頭の中の若者相手に空砲を打って「やっている感」を出すのではなく、今こそ官邸にでも二階幹事長の元にでも頻繁に乗り込んで、東京都民のために一つでも多くのワクチンを取ってくることではないでしょうか。
抗体カクテル療法の提供などについても、大阪で先行しているやり方を取り入れるなど、都ができることはまだあるはずです。
東京都の若者向け大規模接種、明日から抽選券を当日配布って、渋谷まで行って、暑い中11時30分まで待たされてライン等で当選発表。外れたらお帰り下さいって運用、ほとんどが不要不急の外出になりかねないような……
— dragoner (@dragoner_JP) August 27, 2021
そして若者接種センターも、普通にしばらくはネット予約にするべきだと思います。
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今日は北区から佐藤ことさんが、都庁に来てくれました!
今日はインクルーシブ公園についてのヒアリングや、同世代のスタートアップを立ち上げた知人と意見交換、週末に参加した大田区の地域事業の振り返りと日々多くの方と話せた一日でした。 https://t.co/wBp7kyxpjW— 松田りゅうすけ/都議会議員/大田区 (@matsuda_ryusuke) August 27, 2021
我々(維新)といたしましても、新たに議席を預からせていただいた松田りゅうすけ都議を先頭に、都の感染症対策が軌道修正されるよう改善策を提言してまいります。
それでは、また明日。
音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。 地域政党「あたらしい党」前代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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