株式会社アイ・オー・データ機器は8月25日、全ポートが2.5GBASE-Tに対応するスイッチングハブ2製品を発売した。価格は8ポートの「ETQG-ESH08」が3万470円、5ポートの「ETQG-ESH05」が2万4310円で、いずれも9月下旬の出荷予定。
放熱性の高い金属筐体を採用し、側面と背面に排熱用スリットを配置したファンレスモデル。基盤上部に大型のヒートシンクを、下側にはアルミプレートを配置し、放熱を促している。耐熱は40℃まで。付属のACアダプターにより電源を供給する。
既存のCAT 5e LANケーブルをそのまま利用でき、同社の測定によれば、実測値でも2379Mbpsと、ほぼ理論値に近い約2.5倍の通信速度を実現している。
LANポートやLED、スイッチなどのインターフェースを全て前面に集約。操作や確認を1面のみで完結できるようにして、設置の自由度を高めている。底面には壁掛け用のネジ穴があり、壁への取り付けも可能。
LEDで通知するループ検知機能を搭載。検知機能はスイッチによりオン/オフを切り替えられ、不要な場合はオフにしてパケットを節約できる。
本体サイズ(幅×奥行×高さ)および重量は、ETQG-ESH08が約240×105×27mmで約640g、ETQG-ESH05が約160×110×26mmで約460g。