ドクター・ストレンジとサム・ライミ繋がり……?
MCUの『スパイダーマン』シリーズ最新作となる映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編が公開されました! なかなか予告が出ないことも話題になるほど全く映像が出てこなかった今作ですが、ファン待たせただけある凄いものになっていますよ……!
ストーリーは、前作でミステリオを倒すも彼が用意したフェイク映像によってミステリオ殺害の容疑をかけられた挙げ句に、招待が明かされてしまったスパイダーマンことピーター・パーカーのその後を描く物語となる様子。
そこでピーターはかつて共に戦ったドクター・ストレンジを頼り、彼の呪文で皆のスパイダーマンの正体に関する記憶を消してもらうことに。この展開はスパイダーマンの原作コミックでのクロスオーバー『ワン・モア・デイ』とかなり似た展開。
同クロスオーバーでは自身の正体を公開したことでメイおばさんがヴィランに撃たれ重体となり、ドクター・ストレンジにメイおばさんを治療を頼むも断られ、追い詰められたピーターは悪魔のメフィストと契約し、メイおばさんの治療と皆のスパイダーマンの正体に関する記憶を消してもらうことにしました。それには代償もあったのですが……まぁ長くなるのでこの辺で。
とにかく、MCUでいきなり悪魔を出すのは唐突すぎると判断したのか、今回はドクター・ストレンジが消してくれることになるのですが、どうやらピーターが余計な口を挟んでしまったことで、時空を歪めてしまい世界は大変なことになるという展開の様子。
ドクター・ストレンジでも理解できていないというマルチバース(多元宇宙)の別の宇宙からどうやら、コミックでのスパイダーマンの宿敵ドクター・オクトパスが登場! しかも、サム・ライミ監督による映画『スパイダーマン』シリーズと同じアルフレッド・モリーナが演じている。
ちなみにその直前には、やはりサム・ライミ版の『スパイダーマン』のグリーンゴブリンの爆弾と思しきものが登場しています。必ずしもサム・ライミ版『スパイダーマン』のヴィランと”同一人物”が登場するわけではないとは思いますが、ともかくファンとしては大興奮の展開!
ということは過去の映画シリーズのスパイダーマンも登場して『スパイダーバース』みたいなことになるのかどうか……は今のところは不明。
ドクター・ストレンジの第二作となる『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』の監督はサム・ライミとなっており、同作はマルチバースを扱う作品となるようなので、やはり今作とドクター・ストレンジの続編映画はがっつり繋がっていくのかも……?
とにかく楽しみな『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開日はまだ日本ではCOMING SOONとのこと。北米では2021年12月14日となっていますが、日本ではコロナのこともありますし、前後する可能性がありそうですね。とにかく待ちきれない!
ちなみに、先ほど紹介した原作コミックでのクロスオーバー『ワン・モア・デイ』などスパイダーマンのコミックの日本語版が、ShoProBooksから電子版で一挙配信予定。映画が公開されるまで、コミックでのスパイダーマンがどんなものだったのかチェックしておくのもオススメですよ!