ラリー仕様って今まで見たことなかった気がする。
昔からの形を変えずに育ってきた歴史あるクルマの1つがモーガン(Morgan Motor Company)。内外装はクラシックカーそのものですが、いまでもイギリスで新車が作られているSSRなスポーツカーです。
そのモーガンが新たに作ったのが「The Plus Four CX-T」。ものものしいロールバー、増設ライト、マッドフラップ、ハイマウントテールランプにアンダーガードを装着し、道なき道を走るためのアドベンチャーカーに仕上がっています。
砂漠を知る、ダカールラリーを知るRally Raid UKとのコラボによって生まれたThe Plus Four CX-Tですが、1つ注意が必要です。このクルマ、FRです。特殊な電子制御が入っているわけではなさそうなので、腕に覚えのある人しか乗りこなせないんじゃないか。それがまたThe Plus Four CX-Tのプレミア性につながっているんじゃないかと思えてきますね。
大型のペリカンラケース2個、アルミニウムツール/ストレージボックス、コンテナ2個、スペアホイール/タイヤ2個に、ドアの前にはソフトバッグもついている。ワゴンクラスの積載能力がありますよねコレ。
インテリアもクラシカルですが、ベースモデルとなったオンロード用のThe Plus Fourには、Bluetooth対応オーディオがインストールされているなど、現世代にマッチした仕様となっていました。The Plus Four CX-Tもこういった快適装備は整っているはず。
ところでルパン三世のクルマといったらカリオストロの城に出てきたフィアット500が有名ですが、TVシリーズにはモーガンプラス8やメルセデス・ベンツSSKが登場したんですよね。興味がある方は画像検索してみてください。
オフロード仕様となっている部分を除けば、The Plus Four CX-Tとの差がほとんどないんですよ。モーガンの、アイコンを大事に守り抜く姿勢にも憧れます。
Source: Morgan Motor Company